医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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今月のトピックス

お得意様各位
平素は大変お世話になり、誠に有難うございます。

『コミュニティ薬局作りのお手伝い』
「おかげさまで創業59年」

令和6年7月1日付

  • 投稿日:

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 こんにちは。7月になりました。今年の夏も厳しい暑さになりそうですが、先日、テレビで消防士の【暑熱順化】訓練の模様をみました。日頃から軽めの運動などで汗をかきやすくすることで、汗の量や血流が増加し、熱が逃げやすくなり体温の上昇を防止。夏バテ防止や熱中症対策につながります。私も平日は毎朝15分程度、筋トレで軽く汗をかいています。

 その猛暑・長引く夏に対応して、アパレル業界やアイスクリーム業界では、一年を春・夏・秋・冬の3ヶ月ずつの四季ではなく春・夏・夏・秋・冬の五季への見直しが進んでおり、5~7月を初夏・盛夏、8~9月を猛暑と位置づけて商品展開していくとのこと。

また人口減・若者のアルコール離れでこの10年で販売量が2割減ったビール業界では、低アルコール製品や新ブランドで若い消費者に身近に思ってもらえる努力や、その地域へ行かないと飲めないクラフトビールでの体験型消費を訴求。

 われわれ薬局・調剤薬局においても直接関係してくる「少子超高齢社会」「人口減少社会」。色々な数字を読み解いて、未来予測をして、変化を厭わず、早めに手を打っていくことが【5年10年スパン】で考えると大切だと思います。

令和6年7ヶ月め。今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。

1つめは、週刊ダイヤモンドの特集「薬局・薬剤師」より

★薬局再編「最終章」へ

★アマゾン薬局、国内通信大手による調剤薬局オンラインサービス取り込み。

★敷地内薬局たたきの強まり。大手調剤チェーンに逆風。

★外部委託は中小薬局を潰すのか?、それとも対人業務シフトにより助けになるのか?

★今回、地域支援体制加算がいきなりマイナス改定になったのは想定外(在宅の推進自体を国が旗を振っていたので)

★これまで報酬改定内容に対しては(ジェネリック医薬品の使用割合など)、優しく徐々に政策誘導していたが、今回は厳しめ。

 2つめは、「いかに、顧客、患者さん、地域住民の方に見える化するか」

◆中小・個人店にとって一番大切なことは、

 ・地元で繰り返し利用してくれる常連さんを増やすこと。

 ・自店を認知してもらう発信・アクションを定期的にすること。...地域で勝てば(選ばれれば)良いのだから、いかに目の前の顧客・地域住民に自店のメニュー・サービス・強みを見える化(発信)するか。

◆季節ごとに売場を手直しする目的は、

 ・店頭に変化や刺激を生むこと(お客さんを飽きさせないこと)で、ご購入確率・ご購入額の上乗せを図ること。

 ・新たな会話のキッカケや、調剤待ちの患者さんから声をかけられる機会を増やすこと。

 ・「これはどうなの?」「今度は何を始めたの?」「知らなかった」と気づいて(関心をもって)いただくこと。

暑い夏に、ちょっとした会話・嬉しいひと言・ためになるワンポイントアドバイスをしていきましょう!

 3つめは、「聞こえの相談会(補聴器)の近況」

★弊社が取り組んで12年になる補聴器事業(お取引薬局・調剤薬局さまへ専門相談員を派遣しての聞こえの相談会によるオーダーメイド補聴器のご購入)は累計5,700台を超えてきました。

★聴力は一般的に、30代から徐々に衰え始め、高音域から聞き取りづらくなりますが、加齢と共に聴力が低下するのは自然なこと。補聴器は軽度~中等度難聴をカバーし、生活の質を大きく改善させます。

★俳優の梅沢富美男さんがテレビや雑誌で「72歳で補聴器つけたら、人生変わった!」「足りないなら補えばいい」と話されていましたが、補聴器をつけることで【聞こえの悩み】が解消され、生活の質が格段に向上します。

★また、補聴器を使う際には、微調整や、感じる音を脳でも調整する(慣れる)ことも重要です。

お元気でも、聞こえの悩みを抱えている中高年のお客様・患者様は身近にとても多くいらっしゃいます。普段から行き慣れた薬局・近くの調剤薬局での「店頭ポスター・POP」「チラシの手渡し」「店舗前の手書きボード(補聴器相談を始めました)」に反応される方が多いです。

                               代表取締役 天 野 晃 治

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