こんにちは。WHOのテドロス事務局長が新型コロナの完全収束まで2年と発言しましたが、実用化が待ち遠しいワクチンは有効性や安全性が未知数で専門家は過度な期待を戒めています。With コロナでの「メリハリ・柔軟性のある感染対策」と「社会経済活動」の両立をしていくしかないですね。 加えて9月は厳しい残暑が続きそうですので、夏バテ・夏風邪・肌荒れ・トラブル肌・食中毒対策も必要です。 さて、先月より予約をお受けしております手指消毒用ディスペンサーは、9~10月にお届け致します(数量限定、感染拡大防止支援事業の備品として)。また今月は、外出時に便利な携帯用ハンドローション(手指用エタノール70%)をご用意しました。ノロキラー(有効塩素濃度200ppm)は「新型コロナ対策」「ノロウイルス対策」に。日本マスク(全国マスク工業会認証マーク付き)は、品切れでご迷惑をおかけしていますが今暫くお待ち下さい。
令和2年9ヶ月めの今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。 1つめは、著名な星野佳路氏(星野リゾート代表)の視点より(日経流通新聞)★新型コロナの治療薬やワクチンが出来るまで「1年半」と想定した。その1年半をどう生き延びるか。With コロナの観光業として考えたのは2つ。一つは徹底した三密回避。 ★もう一つは、マーケットの捉え方。...近年は大都市からの客・外国人観光客が増え、「もっと遠くから」の流れになっていたが、「この機会に近隣・地域の方々に利用いただく」「人とのネットワーク作り」に修正した。 ★この1年半は勝負の時!...やるべきことは多く、1年半は決して長い時間とは思っていない。 大打撃を受けている観光業に比べれば、われわれ薬局・調剤薬局業界は恵まれていますが、かなりの高い確率で言えることは、 ・この状態は1年~1年半続くこと。 ・アフターコロナになっても、元の売上・処方箋枚数にまで戻ることは期待しない方がいいこと。 ・この1年~1年半を何もせずに、ただ我慢しているだけでは先が開けないこと。
2つめは、日経新聞の特集「転機の病院経営。患者減少は元には戻らない」より◆新型コロナの影響で多くの医療機関が経営難に陥っている。患者の受診控えで元の水準に戻っていない。 また診療所によっては、3密を注意しても患者数が以前の水準には戻らない厳しさ。 ◆人口減少社会に入っている日本は、コロナ前から患者数がピークを過ぎた地域も出ており、医療ニーズの変化を見据えた経営改革を迫られている。 ◆この状況が数年続くことを念頭に、新たな生活様式に適応して、「診療予約」「オンライン診療」などを通じて、患者さんの継続利用を促す仕組みを作っていく必要がある。 With コロナで、われわれ薬局・調剤薬局にも突き付けられている課題ですね。【選択の時代】に入っており、 ・お客さま、患者さまが繰り返し利用してくれ、まだ自店を利用していない地域住民の方が入ってみたくなる薬局。 ・短期的な足元の経営だけでなく、中長期を見据えての「調剤以外の収益源作り」が待ったなし!...です。
3つめは、『自店を忘れられない様にする!』★新型コロナの影響で集客に大苦戦している飲食店・居酒屋が、「うちは、新型コロナ対策をしっかりやっていますから!...と言うだけでは、お客さんは来てくれない・戻ってくれない!」「やっぱり、楽しさがないと!」という指摘があります。 ★この夏は新型コロナの感染拡大で全国各地で夏祭り・花火大会が中止に追い込まれ、地元経済に多大な影響を与えましたが、「一番の懸念は、観光客が祭りに来る習慣がなくなってしまうこと」との危惧の声が。 ★経営上の一番リスクは自店・自社のことを顧客から忘れられてしまうこと!...コロナ以前とは違う消費行動が当たり前になる新常態(ニューノーマル)にあっても、自店を最初に思い出してもらうことが重要。 先月、名古屋市内の調剤薬局さまが午後の休みを利用して健康セミナー【加齢と難聴】をされ、6名の参加者は1時間楽しんで参加されたとのこと。三密回避もあり、人を集めた健康イベントはやりづらいですが、少人数なら。 こういう時だからこそ、「何も出来ない」と諦める(我慢する)だけではなく、自店ならではのサービスや楽しさを打ち出していくことが後々になって響いてくると思います! 代表取締役 天 野 晃 治 |