さて、先月新発売予定の【乳酸菌プラス7】の出荷が遅れ今月にずれ込んでしまいました。お待たせしてすいませんが、本品は体内での利用率が高まる「ナノ型乳酸菌」を配合し価格設定も抑えました。先生自身から「自分も飲んでみたい」との反響の声も多くいただいておりますので宜しくお願いいたします。また、調剤薬局さまにおいては季節が一気に初夏モードになってきて【お任せ什器】を夏バージョンに変更させていただいています。弊社担当が変更作業いたしますのでお任せ下さい。
平成30年5ヶ月め、今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。
1つめは、「どういう薬局だとお客さまから選んでもらえるか?」
- 先の日本薬剤師会臨時総会で、組織支援議員である藤井基之参議院議員から異例の注文が出されました。それは「将来にわたって、薬剤師の業務を薬局の中だけで行うべきなのか?足を外に出していかなければならない」。そして「患者のための薬局ビジョンは薬局の再編にも考えを示しており、58,000軒が未来永劫このままで良いとは誰も言っていない」。
- 調査会社のインテージが生活者500名に対し行った調査で、「好ましい薬局、また利用したい薬局」の条件は、①薬を受け取るまでの待ち時間が短い。②医療機関との距離が近い。③薬の説明が丁寧的確で知識が豊富。④言葉遣い・態度・身だしなみが良い。⑤薬歴やお薬手帳への対応が的確。⑥24時間対応。⑦医療機関では聞きづらい相談ができる。⑧ヘルスケアの商品コーナーがあり、ついでに買物ができる。
2つめは、「商品購入率を上げる方法」
- 超高齢社会、そしてゆるやかな人口減少社会にあって【売上=①お買い上げ客数×②お買い上げ金額×③リピート率】の原則はますます重要になってきます。その①である「お買い上げ客数(=商品購入率)」を伸ばすためには、基本的なこととして、おススメ商品やサービスに「気づいてもらう」、「関心を持ってもらう」、「手にとって試してもらう」ことが大切。
- 店頭で気づいてもらうには、目立つ陳列、デカPOP、話し言葉・キャッチコピーによる気になるPOP、声掛けなどが考えられます。
- さらに商品購入率を上げる方法としては、
- 店頭見本、お試し用のテスターやサンプル、試飲を用意する(お渡しする際の"ひと言フレーズ"も大切です)。
- その場でお試しをやってさしあげる(飲みやすさを分かってもらう、手につけてあげる、使い方を教える、実際に聞いてもらう)。
3つめは、「形から入る!予定を入れてしまう!」
- 先月伺った調剤薬局さまの経営者や責任者の方から、「今後を考えて処方箋対応だけでなく、何かをしていかないととは分かっているが、日常業務が忙しくてなかなか動けていない」「意識のある薬剤師やスタッフがいるお店は色々なアクションを始めていて盛り上がっているが、そうした件数はまだまだ限定的」とのお悩みの声をお聞きしました。
- それに対して、私が申し上げましたのは、「考えているだけでは進まないので形から入ること!予定を入れてしまうこと!が大切です」。・・・そうすれば、「これからこういうことをやっていくんだ」ということが店頭の皆様にも分かりますし、お客さま・患者さまにも伝わります。そして良い反応があれば手応えをつかめられます。
代表取締役 天野 晃治