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今月のトピックス

平成30年3月1日付

  • 投稿日:2018年3月 1日

3月.jpgのサムネイル画像こんにちは。先月の平昌オリンピックでは数多くのドラマに感動しましたね。インフルエンザ流行のピークがようやく過ぎましたが、これから春に向け三寒四温の中で体調管理、冷え症対策、そして今春は多めの花粉症対策や、季節変わりのトラブル肌対策が求められます。

 さて、先月18日(日)に岐阜市保険薬局研修会にうかがい、190名の皆様に「薬局薬剤師を取り巻く環境の変化と、5年後・10年後の姿」と題してお話しさせていただきました。平成30年調剤報酬改定が決まり、個別の点数配分が出てきていますが、そうしたことに対応するだけ(従来の処方箋対応だけ)でいいのか?やっていけるのか? 5年後・10年後の未来予測をして、お客さま・患者さま、そして地域住民に選ばれる薬局形態を目指していきましょう!

  

平成30年3ヶ月め、今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。  1つめは「地域住民に選ばれる薬局形態」

  • ゆるやかな人口減少に入り、超高齢社会に向かう日本。どんな業界であれ業種であれ、この流れには逆らえません。
  • ドラッグストア業界においては、これからの人口減少社会において、地域住民が利用しやすい健康サポートドラッグになっていこう!...という動きが出てきています。
  • また、調剤薬局チェーンにおいても、体組成計や血液分析器を導入して薬剤師や管理栄養士が健康相談に応じる店舗や認知症予防の情報発信をする店舗が増えてきています。
  • 2025年問題に向けて厚生労働省が示した薬局ビジョンにも、今回の調剤報酬改定にも、かかりつけ薬剤師の地域活動・地域医療支援が将来の求められる薬局像として明確になってきています。

弊社で先月新たに【お任せ什器】を設置させて頂いた調剤薬局さまでは「従来の処方箋対応だけではダメだ!」「今後はこういうことをやっていくんだ!」と前向きな皆様が多く、こうした姿勢は間違いなくお客様、患者様にも伝わります。

 

  2つめは、「自店の存在・やっていることに気づいてもらう」

  • お客さま・地域住民から【選ばれるお店】になっていくために一番重要なのは、自店の存在に気づいてもらうこと。そして、自店が他店と違って力を入れていること・取り組んでいることに気づいてもらうこと。
  • 「自店を利用して欲しい」「気軽に立ち寄って欲しい」「隣りのクリニックの患者さま以外の方にも自店の存在に気づいて欲しい」。...そんな思いに対してお客さま目線で見た自店は、看板は目立っていますか?外から見える雰囲気はいかがでしょうか?入りやすいでしょうか?
  • また、店頭において調剤以外に力を入れている商品やサービスに、患者さまは気づいているでしょうか?

せっかく棚にキレイに並べてあっても気づいてもらえなければ意味がありませんし、調剤待ちの患者さま・お客さまがわざわざ数メートル歩かないといけない離れた棚に置いてあったり、興味を引くPOPがなければ...、同様ですね。

 

  3つめは、「店頭でのホーソーン効果」

  • ホーソーン効果とは、他の人の行動に影響を受ける効果のこと。人は他人の影響を受けやすいものですが、
    • 一人で作業している時よりも、誰かと一緒に作業する方がモチベーションを維持できる。協力し合って支え合える。
    • 誰かに見られたり、注目されている時の方が仕事の効率が上がる。
  • 「人が集まっている催事」や「人が並んでいる新規オープンのお店」では"何か起きているぞ!""確かめたい!"というホーソーン効果が働いています。
  • 弊社が調剤薬局さまの店頭に設置している【シーズンに応じたお任せ什器】でもホーソーン効果を生んでいます。
    • 処方箋待ちの患者さまが、商品を触ったり購入されたりする過程での会話や、店頭の楽しい雰囲気。
    • 前回ご紹介した、1人の患者さんが【ハンドクリーム】を試し「これイイわよ~」とPRいただけ、居合わせた2名の方も購入された例。調剤待ちの間に【JPクッション体験】の流れにして6名の方が購入された例。

こうしたことが普通になってきますと、「いつも何かやってる薬局」「会話・相談しやすい薬局」として認知されます。

代表取締役  天野 晃治

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