こんにちは。ハッキリと秋めいてきましたね。朝晩の気温差も大きくなりましたので、"秋バテ対策"、"体を温める習慣づけ"、冬に向けての"スキンケア対策"など発信していきましょう。
さて、厳しい予想がされる来春の調剤報酬改定まであと半年。全く申請件数が伸びていなかった健康サポート薬局申請件数は7月末で全国で435件(6~7月は135件増加)。この2ヶ月ほどは弊社へのOTC48薬効の問い合わせや、お手伝いする件数が増え、ようやく動き始めた様に感じます。
今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。
1つめは、「お客さまに響くキッカケ、メッセージ」
- 先月ご紹介しましたが、問い合わせ客数を増やす方法は2つ。
...一つめは、問い合わせや入店するキッカケ【入口】を複数用意すること。もう一つは、各販促の量を増やすこと。 - そして大切になるのは、こうした販促物を見て、「ん、これは何だろう?」、「これは気になる!」、「自分のことかも」、「ちょっと聞いてみたい」と思っていただけるかどうか...。次の行動をとってもらえるかどうか...。
- 例えば、弊社のスキンケアNo.1【リンクルクリーム】では店頭でデカPOPを1枚でなく何枚も貼られたり、店の外に向けても貼っている薬局さまでは反応量が違います。また、サンプル付きカラーチラシを配る場合においても、「これ、とてもイイですよ。今夜お風呂あがりに使ってみて」「やさしく入れ込む感じで」「朝、お肌に触れて実感してみて」...と、ひと言を添えることで反応やその後の購買に大きな差が生まれています。
2つめは、「健康イベントをやる意味」
- 出歩きやすい季節となり、健康イベントをやるには最適なシーズンになりました。最近、薬局さまや地区薬剤師会の健康イベントで【認知症予防のミラクル体感会】や【専門相談員派遣による聞こえの相談会】のお手伝いをさせていただく機会が増えています。
- 何のためにこうした健康イベントをするのでしょうか? 誰に向けてやるのでしょうか? ここで考えたいのは、
- お客さま・患者さまはどうして自分の薬局で購入したり、処方箋を持ち込んでくれるのでしょうか?
- どうしたら、今後も引き続き利用してもらえるのでしょうか?地域住民でまだご縁のない方に対してはどうでしょう?
- 近くの公民館を借りて20~30名以上集める相談薬局さま・調剤薬局さまもありますが、まず5~10人から始めればいいと思います。人は一人ではなかなか行動しづらいですし、しゃべりにくい場合もありますが、5~10人集まれば双方向のコミュニケーションが生まれ、健康イベントは盛り上がります!
- 大切なことは、お客さま・患者さま、そして地域の方の【自店の認知度】、そして【接触頻度】を上げることです。
3つめは、「狭い売場のメリットは?」
- 医薬分業を巡る環境が大きく変わり始め、この数年で調剤薬局さまとの取引が1000件を超えました。その一方で多くの調剤薬局さまから聞かれる言葉は「店舗が狭いので色々と置けない」というもの。
- 確かに狭い売場はデメリットですが、逆に、狭い売場のメリットは何でしょうか? これはまさに、
- お客さまとの距離感が近いということ!
- お客さま、患者さまと接点が作りやすく、会話のキッカケが作りやすいということ!
そして、そのキッカケとなるのが【お任せ什器】であり、スキンケアの店頭テスターや、アミノ高麗紅参液・黒豆茶の試飲、JPクッションのお試しになります。「この○○って何?」「これ、イイの?」と会話のキッカケが生まれた際に、「飲んでみますか?」「これ人気です よ!」とひと言を添えれば、喜んでお試ししていただけます。
【お知らせ】10月8~9日の第50回日本薬剤師会学術大会(東京)に、昨年に引き続き"コミュニティ(健康サポート)薬局作りのお手伝い"としてブース出展致しますので、是非気軽にお立ち寄り下さい。
代表取締役 天野 晃治