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今月のトピックス

平成29年4月1日付

  • 投稿日:2017年4月 1日

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 こんにちは。三寒四温で徐々に春に向かうというよりは、今年は気温差のアップダウンが激しく、風邪と花粉症、冷え性と季節変わりのトラブル肌の悩みが一緒にやってきた感じですね。
 さて、敷地内薬局問題やC型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽薬流通問題など、薬局・薬剤師の在り方が問われることが相次ぎ、間違いなく医薬分業の大きな過渡期となる今年も4ヶ月めを迎えました。

 

 今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。
 1つめは、「先月、高級百貨店や高級専門店の接客指導をする女性からうかがった話」

  • コンビニとかスーパーでの買物は価格や便利性重視であっても、百貨店や専門店での購入においてはマニュアル通りの接客では今のお客様は満足しない。
  • 最初の言葉が、「よろしかったら試着してみて下さい」程度では全然接客になっていない。観察力を養って、そのお客様に応じた会話が出来てこその接客。
  • その話は薬局薬剤師にも及び、お医者さんと同じことを聞くだけの薬剤師や服薬指導を型通りにするだけの薬剤師はコミュニケーション能力がない。患者さんがどんな思いを抱えているのか想像出来ない様では接客にならない。


なかなか手厳しい指摘でしたがその通りですね。従来通りの処方箋対応や接客で他のクリニックの処方箋まで持ってきていただけるでしょうか? 
処方箋がなくても気軽に寄っていただける雰囲気があるでしょうか?

 

 2つめは、「薬剤師会の研修会での話」

  • 先月、旧知の先生のご縁で地元・名古屋市のある区薬剤師会の研修会でお話させていただきました。メインテーマは、①薬局・調剤薬局を巡る環境変化と行政の意向、②一般消費者・患者様が接する新たな情報源の増加、③お取引のある調剤薬局様での事例、の3つ。
  • 「かかりつけ薬剤師制度」。そして、その先にある「健康サポート薬局」に対する受け止め方・対応にはかなり温度差があるのが現状ですが、当日も三者三様の受け止め方だった様に感じました。
  • 特に、事例紹介での、「お客様・患者様をもてなす姿勢」については、今まで考えたことがない感覚だった方もおられたと思います。

"もてなす!"という感覚・気持ちはお客様一人ひとりを見ることにつながりますし、処方箋の表面上の会話だけに終わらないことにつながります。最近弊社とお連き合いが始まっている先生・若手の先生は、前向きな方・危機感を持った方が多いですし、一緒に色々と取り組んでいけるご縁が広がれば嬉しいです!

 

 3つめは、「健康サポート薬局申請件数の現状への危機感!」

  • 厚労省が打ち出した【健康サポート薬局】の届出が1月末時点でたったの150件程度に過ぎない現状。
    先日の日本薬剤師会臨時総会では、この後手後手になっている現状への質問に対し、山本会長が「健康サポート薬局になることでお金が入るのか?...という考え自体が今の薬剤師・薬局を取り囲む最大の課題点だと思う」との危機感がにじむコメントを残されました。
  • 健康サポート薬局の申請が遅々として進んでいない理由は、日本保険薬局協会のアンケートによると、「点数・メリットがないから」という認識を除くと、①患者ニーズがない・分からない(売り方・やり方が分からない)、②陳列スペースがない、③返品問題、が主な理由になっています。

弊社では、イチ押しの「シーズンに応じたお任せ什器+α!」に加えて、OTC48薬効すべてをご提供できる様になりました。薬剤師の皆様・スタッフの皆様の姿勢があれば、良い立ち上がりを切れる可能性が高いです。

 最後にご連絡ですが、2月末に無事竣工致しました当社新社屋の1階に小さなショールーム「健康と美の相談箱」を設けました。アミノ高麗紅参液・黒豆茶の試飲などをご用意しておりますので気軽にお立ち寄り下さい。

                                   代表取締役  天野 晃治

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