医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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今月のトピックス

平成29年3月1日付

  • 投稿日:2017年3月 1日

3.jpgのサムネイル画像 こんにちは。厳しい寒さと大きな気温差で体調管理が大変でしたが、三寒四温で少しずつ春が近づいています。冷え症対策に加えて、飛散が始まった花粉症対策や季節変わりのトラブル肌対策が求められますね。
 さて、3ヶ月めとなる今年、そして医薬分業が新たなステージを迎え変化・大きな過渡期となる今年。やるべきことを一つ一つ先送りせずにやっていきましょう!

 

 今月も早や3ヶ月め。今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。
 1つめは、「しっかりお伝えしてこそ!思い込みによる機会損失がありませんか?』

  • 先月の日経MJに、菓子業界の売れ筋商品の常識が崩れつつある事例として、最近は①柔らかい→堅い(かみ応え、食べた感)、②箱入り→小包装(コスパより手軽さ)、③冬のアイスクリーム市場拡大など消える季節性。
  • また、少子高齢化によるシニア向け商材には販売側の思い込みが多い!例えば、「高齢者はこういう若々しい色合いは買わない」とか、「高齢者はこういうものにここまでお金を使わない」...という思い込み。
  • では、われわれ薬局で扱う商材についてはどんな思い込みをしてしまっているでしょうか?

 例えば、弊社で累計11万個販売で今期も10%伸びている【リンクルクリーム】。もちろん、陳列してあるだけでは売れません。まず、店頭にキャッチとなる【デカPOP】を貼り、次に反応された方に【サンプル付きカラーチラシ】を手渡して、最後に【ちょっとしたひと言】を付け加えることでビックリする様な差がついてきます。「こんな高いの買わないよ」「うちは相談する時間が取れないから」という思い込みを、大変多くの薬局さまで払拭し、お客様にも喜んでいただいています。

 

 2つめは、「健康サポート薬局の先にあるものは何か?」

  • 健康サポート薬局の申請件数はまだまだ少ないですが、前向きな地域のファーマシー・調剤チェーン・ドラッグストアの調剤併設店で徐々に件数が増えてきています。そこで出てくるのが「申請のハードルが高い」「申請してもメリットがない」という言葉。
  • それに対してドラッグマガジン2月号には厚労省・医薬情報室長の談話が載っていました。
    •  健康サポート薬局の基本的な要件は、患者と日頃から継続的にかかわり、信頼関係が構築された"かかりつけ機能"があること。
    • 健康サポート薬局であるかないかに関わらず、多くの薬局に健康サポート薬局の要件に示された機能をもってもらいたい。
    • 調剤報酬は医療保険の中での評価だが、健康サポートはその外の話。それを評価するのは地域住民や医療・介護機関。
    • 薬局が地域ですべきことは、行政だけが提示していくものではない。薬局自身が考え、示して欲しいと願っている。

この談話をどう受け止めるかが、今後に関わってきますね!まさに薬局・薬剤師にとって大きな過渡期です。

 

 3つめは、少し前の日経新聞記事「医薬分業 ぼける構想 ~患者に役立ってこそ~」より。

  • 医薬分業をより進めるための「かかりつけ薬剤師制度」政策が進行している一方で、この流れに逆行した大病院での院内処方・敷地内薬局開設などの計画も増えている。
  • こうした背景には、患者のために努力している薬局がある一方で、今でも「薬局は処方箋通りに薬を渡すだけになっている」との見方も強い。
  • 「医薬分業の費用対策効果の検証が必要!」との専門家の指摘もある。
  • 薬局薬剤師は、医師と連携して薬の飲み残しの無駄をなくしたり、患者の日常の健康維持にも寄与する役割が期待されている。

この様な記事や出版物が最近増えており、一般の方や患者様が広く情報や選択肢を持ち始めてきています。

 最後にご連絡ですが、2月末に無事竣工致しました当社新社屋の1階に小さなショールーム「健康と美の相談箱」を設けました。アミノ高麗紅参液・黒豆茶の試飲などをご用意しておりますので気軽にお立ち寄り下さい。

〒460-0002 名古屋市中区丸の内3-13-12 
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                                    代表取締役 天野 晃治

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