こんにちは。一気に秋らしい朝晩になり気温差が10度ぐらいありますね。今年の冬はラニーニャ現象の影響で寒くなりそうですので、"温め対策""スキンケア対策"の発信を早め早めにしていきましょう。
さて、先月9~10日の第49回日本薬剤師会学術大会では本当に多数の皆様が弊社ブースにお立ち寄りくださり、誠に有難うございました。厚労省が打ち出した「かかりつけ」、そしてその先にある「健康サポート薬局」という大きな課題に対しまだまだ戸惑いや温度差がある状況ですが、やれることから一つ一つやっていきましょう!
今年も早や残り2ヶ月。今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。
1つめは、「病気にならない体を温める習慣」より。
- 冷え性の方にとってはとてもつらい冬のシーズン。そこには現代日本人の平熱が35度台の低体温が増えている現状も。
- 体温が1度下がると、免疫をつかさどる白血球が30%以上ダウン。また免疫にかかわる腸の働きも低下する。
- 低体温は生活習慣病・がん・うつ・アレルギーなどの病気を引き起こすので、体を温め平熱を上げることは健康維持にもつながる。具体的には、
- 適度な運動習慣をつけて、血液の循環を良くし、基礎体温を上げる。
- 熱過ぎない40度ぐらいの入浴で、リラックスし、スムーズな眠りにつなげる・・・湯冷めしにくい【オンセンス】。
- 体を温める食材・・・野菜(かぼちゃ、人参、生姜、山芋、玉ねぎ)、果物(りんご、さくらんぼ)、豆類、乳製品、からし、味噌等
- それらを補助する冷え性・虚弱体質対策ドリンク剤・・・十全大補湯ドリンク剤【補全】、【アミノ高麗紅参液α】。
2つめは、先月の学術大会での健康保険組合連合会・幸野理事の講演より。
- 約40年続いている門前型医薬分業の功罪として、
- とりあえず何でも医師にかかるようになってしまい、国民の薬に対する意識(セルフメディケーション意識)を喪失させた。
- 町のくすり屋としての本来の薬局・薬剤師の機能を喪失させてしまった。
- 高齢者の多剤処方や残薬問題。
- 門前薬局のイメージは、「処方箋がないと入りづらい」「体の相談、食事や暮らしの会話すらできる雰囲気にない」「待っている他の患者に悪いので、早くそこから出たい空気」。
- 今回の調剤報酬改定は、この極端に変わり過ぎた薬局像・薬剤師像の変革へのスタートラインである。
薬剤師への高い期待と共に、現状への強い不満が示されました。
3つめは、先月の学術大会で弊社ブースに立ち寄られた先生方からの声で多かったコメント。
- 調剤以外はほとんど何もやっていないので、何から始めていいのか分からない。
- 少しOTCやサプリメントを並べてあるが全然売れていない。飴ぐらいが良く売れる程度。
- 厚労省の今後の動きに危機感を感じている。そろそろ何かしないといけないと思っている。
- 責任者や薬剤師がまだ今まで通りでいいと思っている。
- 健康サポート薬局に向けて、色々と提案して欲しい。勉強会をして欲しい。
テスターや試飲サービスでの声掛けの必要性を理解しつつも、「なかなか声を掛けるのは難しい」との相談もお聞きしましたが、これは慣れと考え方の問題です。患者さま・お客さま目線に立って【会話姿勢】【おもてなし姿勢】がありますと、反応も良く会話が弾みます!また、ちょっとした【健康イベント】を開催されますと、店頭が盛り上がりますし、距離感もグッと近づきます。
【ご案内!】
弊社では先月に続き、11月13日に大阪で開催される近畿薬剤師学術大会にブース出展します。私も参加予定ですので、どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
代表取締役 天野 晃治
※NHK名古屋放送「ほっとイブニング」で【ミラクルグリップ】が、7分30秒にわたり紹介(下記クリックから期間限定で)。http://www.nhk.or.jp/nagoya/websp/20160617_kaigononayami/