こんにちは、天野です。3月も第2週を迎えましたが、今週も気温のアップダウンが激しそうですね。
さて、アニメ「薬屋のひとりごと」製作委員会は、日本薬剤師会とコラボした「お薬手帳」が増刷するとのこと。フリマサイトなどでの転売対策とのことですが、お薬手帳として適切な使用をしてもらいたいもの。
週末に愛知県内の蒲郡市に行き、以前から気になっていた竹島水族館へ。
◆竹島水族館は、巨大水槽もイルカショーもない日本で4番めに小さな水族館ですが、中身はとてもユニーク!
◆深海生物の展示数は日本一。常に500種類前後・約4500匹の生き物を展示(すべて撮影OK!)。さわりんプールではおとなしいサメとかを触れます。
★日本一館内解説が読まれている水族館(POP説明が多い!)で、ちょっとゆるい解説POPは、多くがスタッフによる手書きで、笑える!...従来の水族館のイメージとは全く違い、大人も子供も楽しい(リピート間違いなし!)
■今日のテーマは『竹島水族館のSWOT分析を、自店の参考に!』
上記の水族館の手書きPOPは、飼育員のやさしさが溢れ、一人称視点のPOPは感情移入しやすく、親近感を感じ、面白くてついつい読んでしまいました^^
老朽化しての廃館危機(来場が年12万人に落ち込み)からリニューアルし、今や年間50万人集客する人気スポットへ!...有名な大型水族館とは一線を画した独特な運営戦略はとても学びも多く、こうした方針を体現している館長・スタッフさんに大拍手!
先々月、自社・自店のSWOT分析(強み、弱み、機会、脅威)について書きましたが、竹島水族館の場合は来場者の
★「珍しい深海生物を見たい」「楽しく学びたい」「癒されたい」欲求に対し、独特なコレクション・展示方法を。
★大規模な洗練された水族館とは違い、アットホームな雰囲気で家族で楽しい時間を過ごしたい欲求に合い、入館料の安さも嬉しい。
★親しみやすい手書きPOPでの解説は、親近感を感じ面白い。
★小規模であっても、大規模先と違う土俵・強みに集中し、リピーター獲得や新規顧客の開拓につながっている。...とても学びが多く、考えさせられる事例と思い、今回シェアさせていただきました。
令和7年3月10日(第1266号)