こんにちは。天野です。3月も折り返しに入り、今週は寒い日が続き、週末から一気に気温が上がる予報で、気温差が激しい三寒四温になっていますね。
先週、箱根駅伝で有名な青山学院大学・原晋監督の講演を聞きました。監督に就任して5年かかっての箱根駅伝出場(青山としては33年ぶり)、そこから6年かけての総合優勝。...ビジョン実現に向けた【基本の徹底・反復】【数字目標だけでなく、何が大切なのか・それをやる意義を明確に】【チームの強みづくり】など大変貴重なお話でした。
さて、昨日は愛知薬剤師会のOTC研修会「頼られる薬剤師になろう!」の第3回でした。
令和6年度調剤報酬改定でのルールの変更、ここにきてのOTC類似薬議論など、調剤薬局においてOTC薬は備蓄して終わりではなく、これを活用していくことが求められています。
鈴木伸悟先生には3回にわたり講師を務めていただきましたが、OTC48薬効にとどまらず、患者さん・地域住民のセルフメディケーション推進・自店の存在価値向上のためにも、物販・OTC薬への取り組み強化が必須です。
■今日のテーマは『黒豆茶の試飲日設定での、販売事例!』
上記に続きますが、、昨日研修会の閉会挨拶で、鈴木伸悟先生が述べられた2点について言及させて頂きました。1点めは、私もよく使う言葉ですが、【OTC薬・物販はコミュニケーションツールになる!!】。
2点めは、これまで調剤薬局は小売業では重要な【集客対策】なしでやってこれましたが(処方元のクリニックが集客してくれるので)、これから処方箋枚数や単価が減ってくる中では【集客対策】と【再来店対策】は必須になる!!
そのためにも、せっかく来局していただいた患者さんの調剤待ち時間(平均12分)に、処方箋以外の会話のキャッチボールが欲しいものですね。
例えば、調剤待ちの患者さんに、北海道黒豆茶の【試飲日】を設けて、「ご自由にどうぞ^^」とテーブルに並べていらっしゃる薬局さまでは、患者さんが喜んで試飲され、結果として10箱・20箱・30箱単位の追加のご注文の事例が増えています。
また購入された患者さんの多くがリピート購入してくれて、再来店対策や単価アップにつながっています。
令和7年3月17日(第1267号)