こんにちは、天野です。この冬一番の寒波がきて、本当に寒い週末~週明けになっていますね。
さて、昨日は愛知県薬剤師会のOTC研修会3回シリーズ(頼られる薬剤師になろう!)の第2回でした。
今回も「薬局OTC販売マニュアル(日経BP)」著者の鈴木伸悟先生による「花粉症シーズン到来!、抗アレルギー・スキンケア編」。
合わせて、OTC販売実績が豊富な大島先生(常務理事)が「昔ながらの街の薬局薬剤師のこだわりのOTC販売(花粉症編)」の話を。現地とWEBで100名超の先生に参加いただきました。
最後に私がお話ししたのは、地域支援体制加算に健サポ要件のOTC48薬効が追加され、会員薬局の50%超が48薬効以上を揃えられたが、今後はこれをどう利用・活用していくか!?
鈴木先生は「OTCはコミュニケーションツール!」と言われており、物販・OTCをどう活用して、自薬局の違いを患者さん・地域住民の方にお伝え・アピールしていくか!?
■今日のテーマは『試し塗りは、ブルーオーシャンに通じる!』
本日、お世話になっている理央周(りおう めぐる)先生が来社され色々な話をしましたが、、今日をそこから1つシェアします。
それは、「多くの人が勘違いするけれども、自社・自店の業界領域と全く違う所にはブルーオーシャン(競争がない未開拓市場)はない!...ブルーオーシャンはレッドオーシャンの狭間にある!」
★ブルーオーシャン戦略が取れれば最高ですが、現実には自社・自店の立ち位置とかけ離れた領域にはブルーオーシャンはない。...例えあったとしても、その市場はまだ小さ過ぎてとても自社・自店を賄える大きさはない。
★真のブルーオーシャンは、実は自社・自店がいるレッドオーシャン(競争が厳しい、価格競争が激しい既存市場)にくっついた所・狭間にある。
せっかく月に1回来局される患者様の多くが、寒い冬での肌トラブルに悩んでみえます。...処方箋対応で忙しい中にあっても、笑顔でスパチュラ使っての試し塗り・声掛けをやっておられる調剤薬局では、販売個数も数倍違う。...こうした地道な取り組みの延長に、自店なりのブルーオーシャンが開かれるのではないでしょうか。
令和7年2月10日(第1262号)