こんにちは、天野です。先週末から一気に真冬の寒さになっていますね。
日曜日のTV「健康カプセル!ゲンキの時間」は、心筋梗塞(特に冬の心筋梗塞の大きな原因の一つであるヒートショック)についてでした。
ヒートショックでは、年間約1万9千人が急死しているとの推計もあり、約10℃の寒暖差があると危険とのことで、家の中では、脱衣所・浴室・トイレでの注意ポイントがあがっていました。
さて、今月の流通情報誌「激流」の特別レポートは、どの業態にも共通課題である「原材料高」「物流費の高騰」「人手不足」「人口減少社会の進行」にあってのホームセンター業界について。
◆ホームセンターの既存店客数は40ヶ月連続減少という異常状態にあり、各社が客数を維持するための価格訴求を強めている。
◆その中にあって、無印良品はこの3年で業績回復。...地域に密着した個店経営を軸とした事業モデルを構築中で、従来は月1回だった来店頻度を週1回に引き上げ、日常使いの店づくりを目指している。
■今日のテーマは『健サポ研修...物販・OTC医薬品を扱う意味!』
コンビニはデイリーストア(一日一回利用)。拡大を続けるドラッグストアは以前はマンスリーストア(月一回)でしたが、取り扱い商品の拡大に伴い、今やウイークリーストア~デイリーストアになっています。
では、調剤薬局はどうでしょうか?...現在は患者さんが平均月一回利用であり、20~30年と続いてきたビジネスモデルですが、上記レポートにある様に前年踏襲型のみの繰り返しでは厳しくなってきます。
先日の愛知県薬剤師会の健康サポート薬局研修で、私が担当しましたパートで、
★研修Aのまとめでは、「令和6年調剤報酬改定で地域支援体制加算に健サポ要件のOTC48薬効が追加された意味」「どういう薬局を目指していくのか?」を考えていただきました。
★研修Bの最初のパートでは、調剤薬局で48薬効を用意するだけではなく、風邪薬・鼻炎薬・解熱鎮痛薬は数種類あると対応の幅が広がることなど。
★閉会挨拶では、参加された先生、店頭の薬剤師さん、事務スタッフさんが、物販・OTC薬があることで、患者さんとのコミュニケーションツールになるだけでなく、販売やリピート訪店率向上にも繋がることをお話ししました。
令和6年12月11日(第1253号)