こんにちは、天野です。朝晩肌寒くなってきました。2年続けての異常な酷暑・残暑を経て夏の疲れが出る秋バテ、気管支喘息、気温差による肌トラブルなどが多くなっていますね。
さて、上場している主要調剤薬局・ドラッグチェーン19社の2024年度第1四半期決算は調剤関連事業においては、増益を確保できたチェーンは2割にとどまり、8割は減益幅が大きく、4社が赤字に。薬価改定や調剤報酬改定などが大きく影響。
前回(第1243号)に書きました様に、まさに【調剤事業ビジネスモデルの転換期】が迫っていると言えますし、「規模の追求」だけでは解決出来ません。
顧客・地域における自社・自店の位置付け(在り方)をどうしたいのかを考えていかないといけない局面ですね。
先月の第57回日本薬剤師会学術大会(埼玉)で、弊社ブースでは①季節に応じた物販のお任せ什器、②OTC48薬効、➂補聴器事業を提案しましたが、、必要に迫られてのOTC48薬効の備蓄だけに終わらずに(それでは売れませんし!)、が大切です。...出歩きやすい季節になりましたので、【補聴器の聞こえの相談会開催】はおススメです。
■今日のテーマは『10月に季節感を出す山積みをして物販伸ばす!』
季節が長く厳しい残暑から一気に秋モードになってきました。気象庁によると10月の平均気温は全国的に高めですが、11~12月には平年並みの寒さになるとのこと。
マーケティング的には、季節変わりは、【物販を伸ばすチャンス!】、【お客さんと+αの会話が出来るチャンス!】...一般的な業種店では、人口減少社会においては「①何度も来店してもらう常連さん作り」「②いつもの買物だけで終わらない様にする販促活動」が常識。→この考え方を応用して、、
★季節商品を山積みすることで、気づいてもらう・関心を持ってもらう。
★調剤待ちの間に、手に取ってもらったり、山積み商品についてのちょっとした会話を楽しんでもらう。
★「入浴剤オンセンス」「しょうが湯」は山積みすることで、売上が2~3割伸びます!!...「デスクワンドリンク」は年中売れますし、7月に新発売しました「フルーツビネガー」も年間売れます。
★1~2ケ月に一度来局される患者さん・お客さんが、変化に気づく売場にしましょう。定期的な売場変更は、店頭に新鮮味を与え、新たな会話を生み出しやすくします。
令和6年10月9日(第1244号)