こんにちは、週末は気温が上がりましたね(局地的な豪雨もありましたが)。
昨日(父の日)は実家に行き、夕方は長女家族が来てくれました。もうすぐ2歳になる初孫の成長を見守るのは楽しいものですが、一方で少子高齢社会が抱える問題には無関心ではいられません。
2015年までは100万人を維持していた出生数は、2022年に77万人と80万人を割り込み、2023年は73万人弱に。
大学も、この数年入学者数が減っており(資格がとれる学部等は除く)、今までの様な経営では非常に厳しくなるのは必至。
同様に、将来が暗そうな赤ちゃん市場ですが、実は伸びているとのこと!...出産前のベビーシャワー(出産を控えた妊婦のためのパーティー)、出産後の「毎月の月齢フォト」「生後6ヵ月を祝うハーフバースデー」など。
赤ちゃんの行事は昔から「お食い初め」「お宮参り」などがありましたが、、親・祖父母の子供の誕生を祝う気持ち&成長を願う気持ちを考えると、市場はいくらでも創造できる!...ということですね。
■今日のテーマは『OTC48薬効追加の意味を先読みし、対応を!』
上記に続きますが、われわれ薬局・調剤薬局を巡る環境も同じです。超高齢社会の進展と共に、お馴染みさんが弱られて来れなくなったり来店回数が減少。調剤薬局においても、来年度には処方箋総枚数がピークを迎えます。調剤報酬改定も徐々に厳しさが増すのは否めません。...今後ますます大切になるのは、、
★目の前のお客さん・患者さんにしっかり対応すること。...処方箋薬以外の会話や購入に繋がるキッカケ作り。
★お客さんに喜んでもらい、ご家族・知り合いにも利用いただける・紹介いただける様にしていくこと。
★今まで自店を利用したことがない近隣の方にも入店しやすい店作りをしていくこと。
★ドラッグストアの様に多品目取り扱う・陳列することは物理的にも無理なので、品揃えを絞りつつも、患者さんの日々の健康・未病に寄与できる品揃え・季節に求められる(喜ばれる)品揃えを意識すること。
令和6年調剤報酬改定で地域支援体制加算にOTC48薬効が追加されたことについても、【健全な先読み力】で自店ならではの対応をしていきたいですね。...5年後10年後を見据えてのスタートですから!
令和6年6月17日(第1227号)