こんにちは、天野です。爽やかな季節ですが、気温差が大きいですね。
天候不順などの影響で、キャベツとブロッコリーの価格が高騰していますね。また弊社もサプリメントで使用しているスペイン産オリーブ油(世界の生産量の半分を占める)が高騰。...まだ上がる原材料費の話は悩ましいですね。。。
さて、このブログで何回も取り上げている弱者の戦略とも言われる【ランチェスター法則】では、、
◆強者が量(面)で確率戦をしてくるのに対して、弱者の戦略は一騎打ち(一人対一人、一件対一件)・接近戦で戦う。
◆強者が広域に展開するのに対して、弱者の戦略は狭い限られた範囲(局地戦)で。
◆われわれ弱者(小規模事業者、中小)は逆張り戦略で密かに小さな勝ちを積み重ねていく。
デジタル・効率化の時代だからこそ、アナログ(セルフではない店頭での会話、手書きPOP、手配りチラシ、キッカケ作り)等が大切に(=強者ができないこと)。
■今日のテーマは『地域支援体制加算にOTC48薬効追加の先は?』
2024年調剤報酬改定で、地域支援体制加算に健サポ要件のOTC48薬効が追加されたことで、弊社もこの2ヶ月、お問い合わせ急増への対応に追われています(品切れ・品薄のアイテムも)。
経過措置(9月2日迄に届出)を含めても7月末ぐらい迄にはで、「とにかく早く」という声になりがちですが、大切なのは今回の意味と、これからを考えることだと思います。
★今回、どうして健サポ要件のOTC48薬効が追加されたのか?
★健康サポート薬局研修で確認されることですが、健サポは、本来は全ての薬局が提供すべき機能。
★特に健サポは日々の健康、認定薬局は地域包括ケアシステムの中での医療が中心。
★大切なのは、今、利用してくれている患者さんに繰り返し利用してもらうこと。近所の方にも気軽に入店してもらえる薬局になっていくこと。
これからの処方箋枚数減少・単価減少に対応し、自店をどうしていくのか?...を考えるタイミングです。
令和6年5月22日(第1223号)