こんにちは、色々と慌ただしかった4月が終わり、5月に入りました。
先週末の連休に、10年近くぶりに和歌山県の高野山に行ってきました。奥の院、金剛峯寺、金剛三昧院、宿坊の天徳院、夜の壇上伽藍などなど、二日間どっぷりと弘法大師・真言密教の聖地につかってきました。
何歳になっても凡夫の故に、すぐに元の自分目線に戻ってしまいますが(汗)、少しでも必要とされる仕事・役割を果たしながら、利他の精神で色々なご縁を大切にしていきたいものです。
さて、5月のお得意様各位に書いたのですが、ガソリンスタンドがすごく減りましたね(この20年で4割も減少)。背景には、燃費向上・EV普及によるガソリン需要の減少があります(後継者不足問題も)。
ガソリンだけに頼らない店舗運営が業界共通の課題となっており、カーコーティング・洗車・板金塗装・カーシェアなどのニーズ対応や、近隣住民に気軽に使ってもらえるカフェやコインランドリー併設など、業態転換が進んでいます。
■今日のテーマは『地域支援体制加算にOTC48薬効追加の経緯④』
では、われわれ保険薬局・調剤薬局の事業環境はどうでしょうか?...今までの繰り返しをしていれば今後もやっていけるのでしょうか?
5年後・10年後も調剤偏重のビジネスモデルだけでやっていけるのでしょうか?...人口減少が始まっても高齢者人口増加で需要が減っていなかった処方箋総枚数が来年ピークを迎えても・・・?
★令和6年調剤報酬改定で地域支援体制加算に健サポ要件のOTC48薬効が追加されましたが、これは何を意味しているのでしょうか?
★これは以前から求められながらも、なかなか進んでいなかったことに対して、点数面(財政面)で後押しすることにより、方向性がより早まり、強まったと感じます。
弊社へのお問い合わせも急増していますが、時間制限もある中で(6月末迄。ギリギリで7月末迄)、算定される薬局がどういう薬局像を目指すのかを考えるタイミングが来ています。
これを機に【調剤薬局で物販・OTC医薬品販売をする意味・目的】を考え、【患者さん・地域住民にリピート利用】してもらえる薬局づくりを目指しましょう!
令和6年5月1日(第1220号)