こんにちは、天野です。週末は絶好の花見日和で、自宅近くの名古屋の桜の名所の一つ・山崎川沿いを歩きましたが、とても多くの人出でした＾＾

春先は体調管理と共に、セルフケア（セルフケアリング）が大切な季節と言われます。新たな仕事・環境変化、取組み、新たな方との接触などなど...で、ストレスや疲れがたまったり、寝つきが悪かったりしやすい時期でもあります。自分を大切にしつつ、少しずつステップアップして、色々なご縁に感謝しつつ、自分の枠を広げていきたいところですね。

さて、昨日（日）、ある研修会で偶然に同級生に会い、OTC４８薬効の状況について聞かれました。

★弊社へのお問い合わせも非常に増えていますが、、私自身としても愛知県薬剤師会の開局部会長として、OTC４８薬効の設置、そしてOTCを含めたセルフメディケーション推進のための研修会の必要性を強く感じています。

★今回の設置作業については、４～６月の期限付きになりますが、、６０㎝幅、７５㎝幅、９０㎝幅の棚のいづれかで全長が４５０㎝ある棚ですと、陳列しやすいですし、見栄えもいいです。

■今日のテーマは『地域支援体制加算にOTC４８薬効追加の意味⑤』

但し（！）、繰り返しになりますが、弊社としてお話ししていますのは、単にOTC４８薬効を並べる・備蓄するということではありません。それでは売れませんし、その後の追加発注・納品も大変。また、患者さん・地域住民のセルフメディケーション促進を図ることにもならず、患者さんとの関係性も変わりません。

今回の地域支援体制加算では、OTC４８薬効が追加されましたが、、

★今後、ますます「かかりつけの強化」が大切になっていくということ。...ある調剤薬局チェーンさんの調査では、かかりつけか否かで再来店率が１０～２０ポイントの差がつくとのこと。

また、来年には処方箋総枚数がピークを迎える中で、、

★患者さんのリピート率・再来店率を上がていくことと、単価（お買い上げ額）を上げていくことが不可欠になること。

★正確かつ待たせない調剤をやり、丁寧な説明をやっていくことは勿論大切ですが、目の前の患者さんは一方で消費者でもあります。...調剤をやってそれで終わりにしない関係づくり＆リピートにつなげるために、物販は必要であり、OTC４８薬はその一環です。

令和６年４月８日（第１２１５号）