こんにちは、天野です。週末は春の陽気でしたが、今日は季節が戻ったような寒さですね。
週末に、日本でのビートルズブームの仕掛け人として知られ、バイオリニストの高嶋ちさ子さんの父である音楽プロデューサー・高島浩之さんの記事を読みました。89歳の今も役員を務める音楽事務所に毎日出社し、海外のソプラノ歌手の動向にアンテナを張っている高島氏の原動力は、「仕事(音楽)が好き」「次なるブーム(歌い手)を見つけ出すこと」。...凄いですね^^
さて、昨日(日)は愛知県薬剤師会の臨時代議員総会でした。1週間前に、日本薬剤師会の次期会長候補者に当選された岩月会長は、、
「薬剤師を巡る環境が大きく変わってきたこと」「来年には処方箋総枚数がピークを迎えること」「薬剤師の仕事に変革が求められていること」を強調されました。
9名の代議員の先生から事前に質問があり、私も【セルフメディケーション・OTC医薬品】に対する今後の愛知県薬剤師会の研修・計画などについて、開局部会長としてお答えしました。...次年度の研修内容は、今まで以上に踏み込んだものにし、回を重ねていく必要があると痛感。。。
■今日のテーマは【地域支援体制加算に、OTC48薬効が追加!⑬】
上記に続きますが、令和2年に薬局の定義の改正【調剤だけでなく、全ての医薬品の供給施設に!】がなされ、今回の令和6年度調剤報酬改定の地域支援体制加算の要件にOTC48薬効が追加され、OTC薬の規定にテコ入れがされました。今後、OTC薬も欠かせないものとなる流れを感じさせる内容になっています。
★同時に、患者さん・地域に根づいた健康サポート薬局像を後押しするものともなっています。
★今まで地域支援体制加算を算定していない薬局においても、いつまでも無関係と言っていられないようにも予見されます。
ビジネスモデル面においても、調剤だけでの売上額・粗利額で全コストを賄うことが困難になってきており、、
★物販・OTC医薬品販売によって、①単価アップと満足度の向上、②リピート訪店の促進、➂地域住民の新規来店を図っていく。
★また、春が近づき外に出歩きやすくなっており、専門相談員派遣による【聞こえの相談会】開催需要、【スポット相談】需要は非常に増えています。
令和6年3月18日(第1210号)