こんにちは、天野です。3月も寒暖差が大きいですね(週末の朝はかなり冷え込みそう)。
今朝の日経流通新聞に載っいたのが、TBS系のドラマ「不適切にもほどがある!」の話題。昭和時代(私たち世代が若かった頃)と現代(令和)を対比しながら、人の在り方・関わり方を見つめ直すドラマです。「昭和レトロがブームなのも、古臭い一方で、今の時代にない前向き感が響いているから」というコメントにも頷かされます。
さて、令和6年度調剤報酬改定の地域支援体制加算に、健サポ要件である【OTC48薬効が追加】されたことで、弊社へのお問い合わせが大変増えています。
また、来週末の愛知県薬剤師会代議員総会の質問事項の中に、「セルフメディケーションの推進のおけるOTC医薬品の研修会開催」についてあり、開局部会長としてお答えする予定です。
弊社としては、「今回、ただOTC48薬効を並べるだけに留まらず、物販・OTCに取り組む意味を考え、患者さん・地域住民に発信していく機会にしてもらいたい」と考えています(←写真は、AMANO什器と48薬効陳列例)。
■今日のテーマは『地域支援体制加算に、OTC48薬効が追加!⑩』
前回(第1206号)も書きましたが、健康サポート薬局制度が始まって7年。「メリットがない」「ハードルが高い」などの理由で3,123件にとどまっていました(令和5年9月末時点で)。
この間、ずっと求められてきた【かかりつけ機能】が、今回、財政的にも具体的に示された・後押しされた、...と言えます。
愛知県薬剤師会の健サポ研修Aのまとめで、私は、冒頭に少し弊社の取り組み事例【3点セット】を紹介しています。
1.季節に応じたセレクト商品による【お任せ什器】での物販。
2.OTC48薬効。...物販が売れていくと、OTC薬も徐々に売れていくようになります。また、急なニーズにも対応できます。
3.聞こえの相談会の開催。...いつも利用し、信頼している薬局さんで専門相談員による丁寧な聞こえの相談を受けられるニーズや安心感は大きく、調剤薬局業務との親和性は非常に高いです。
今回のタイミングで、【3年後・5年後の自店の在り方】を考え、実践していきましょう!
令和6年3月8日(第1207号)