こんにちは、天野です。今日から最高気温20℃越えが続く予報で、いよいよ桜の開花ですね。
さて、今週に入り小林製薬の紅麹を使用した栄養サプリメントを摂取した人に深刻な健康被害が出ている問題の波紋が広がっています。同社製造の紅麹を170社以上の企業が使用しているとのことですが、、
弊社におきましても、一昨日にHPでお知らせしました様に、「乳酸菌プラス7」の成分の一部の紅麹末が小林製薬の原料であるとの連絡が入り、一旦自主回収することといたしました。ご心配・お手数をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます。早く原因が特定されることを願っております。
今日の日経流通新聞に、5年前に業績悪化によりドン・キホーテ傘下に入った総合スーパー・ユニーが復活の記事。...店にはドンキ流が浸透し、パートらが各自の売場の仕入れ・値付け・陳列展開・粗利益率目標の達成を一任され、売場の「経営者」となって活躍。結果として責任感が強まり好業績につながっている。
■今日のテーマは『地域支援体制加算にOTC48薬効追加の意味➂』
上記で取材を受けたパートの方は、「以前は、売れないのは私のせいではないと思っていた。今は一人の商売人として自分で仕入れて棚を作っている。結果に一喜一憂する毎日が楽しい^^」と語っていました。
前回(第1212号)ご紹介したギャラップ社の調査結果「業界や扱う商品・サービスが違っても、お客さんが店舗や企業に求めるレベル(4段階)は驚くほど共通している!」の繰り返しになりますが、、
★レベル2:利用しやすいこと(商品の選びやすさ・買いやすさ)
★レベル3:パートナーシップ(一人一人のお客さんに対する、ちょっとした気配りや心遣い)
★レベル4:アドバイス(ためになる情報、適切なアドバイスを提供してくれるお店を、お客さんは求めている)
お客さんの立場からすれば、レベル1~2は、これぐらいはやって欲しいこと(出来ていないと不満!)。そして、レベル3~4を満たすことは、他社・他店との差別化になり、選ばれる理由になる!。⇒今回の令和6年度調剤報酬改定の地域支援体制加算に、健サポ要件である【OTC48薬効群が追加】されたことの意味(ただ並べる・備蓄するではなく)を考えたいですね。
令和6年3月29日(第1213号)