こんにちは、天野です。今日は冷たい風が吹き、防寒と花粉対策の両方が必要ですね。週末にかけては春の陽気になりますが、週明けは一転して冷え込む予報で、本当に体にこたえる三寒四温...。
さて、業界誌ドラッグマガジン3月号には、特別寄稿「令和6年調剤報酬改定のポイントと薬局の対応(大波乱の答申発表)」。
◆色々と物議を起こした敷地内薬局には極端に大きな影響。
◆「集中率85%を超える薬局においては後発医薬品の調剤比率が70%以上であること」「要指導医薬品および一般用医薬品の販売体制」「緊急避妊薬の販売、相談に応需できる体制」は、規制改革への対応、健康サポート薬局に対応する要件の見直し。
◆「地域支援体制加算+在宅薬学総合体制加算2=地域連携薬局」の構図。
◆地域支援体制加算を取得する約4割の薬局にとっては厳しい改定で、「どういった薬局づくりを目指すのか」頭を悩ませる改定に。
■今日のテーマは【地域支援体制加算に、OTC48薬効が追加!⑫】
名古屋市昭和区桜山交差点にある老舗の「ステーキのあさくま桜山店」。車で前を通るといつも混んでいるので凄いなと思っていましたら、今朝の中部経済新聞にそのお店の記事が掲載。
同店には現在70歳以上のシニアパートが9名もおり、調理・洗い場・接客などに従事。75歳の女性店長は「仕事は生きがい」「お客さまに喜んで帰っていただくのがモットー」で、シニアスタッフに会うのを楽しみに店にやってくる常連客も多いとのこと。繁盛している理由を知って、納得^^
★人口減少、原材料費アップによる値上げ、同業種の競争過多などの影響があっても、この様な「選ばれるお店」「行く楽しみがあるお店」は強いです!
★次年度調剤報酬改定の地域支援体制加算にOTC48薬効が追加され、弊社へのお問い合わせも大変増えていますが、、単に48薬効を並べる・備蓄するという発想では、結局は根本的な問題の先送り(売れませんし)...。
★処方箋対応だけに終わらない、ちょっとした個別対応・楽しい会話が生まれる【お任せ什器展開】。そして、他の調剤薬局とはちょっと違う【店頭の雰囲気】がありますと、OTCも売れていく様になります。
令和6年3月13日(第1209号)