こんにちは、天野です。暦の上では立春を過ぎましたが、今週明けの首都圏の大雪や朝晩の冷え込みなど、気温差が大きいですね。
私事ですが、ついにコロナでの自宅療養となってしまい、休んでおりました(喉痛はきつかったです)。その間、BSで映画「七人の侍」「八甲田山」「ウインストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」を観て、あとは読書三昧。特に、5年ぶりぐらいに読んだピータードラッカー博士の著書では、まさにこれからの時代に必須の【顧客視点】での考え方を再認識。
★顧客が望むものは何なのか?...中心におくべきは、自らの商品・サービスではなく、顧客にとっての価値・メリット。
★市場動向のうち、最も重要なものは人口構造の変化である(ピータードラッカーは早くからこの問題を指摘していました)。
★予測される変化に適応するための問いは、、「われわれの事業は何であるべきか?」
★不確実な明日(今後)のために、今、何をなすべきか?
■今日のテーマは『地域支援体制加算に、OTC48薬効が追加!②』
ご承知の様に、先月末に公開された2024年度調剤報酬改定に向けての短冊で、地域支援体制加算のポイントとして、健康サポート薬局の届け出要件である【OTC48薬効群の取り扱い】が追加されました。
先月、三重県薬剤師会のセルフメディケーション研修会で1時間半講演させていただきましたが、健康サポート薬局は現状では、全体の僅か5%に過ぎず、昨年愛知県薬剤師会でとりましたアンケートでも、7割の会員は関心があるが、実際に健サポ研修を受けている薬局は3割しかいない現状。
そんな中にあっての【今回の追加!!】。...お取引先からの問い合わせ、お取引先からの紹介、新規の問い合わせが増えていますが、、
★「今回、ようやく算定される様になったから、OTC48薬効を並べる」では、根本的に何も変わりません!
★自店の敷居を低くし、日々の健康相談にも気軽に相談できる街の薬屋として、①物販、②OTC48薬効、➂健康イベントに取り組んでいく。
週末11日(日)は愛知県薬剤師会の健康サポート薬局研修会があり、私も開局部会長として開会挨拶とまとめでも、こうしたお話をさせていただく予定です。
令和6年2月8日(第1199号)