こんにちは、天野です。今日は気温が上がり暖かいですね。また、今年のスギ花粉の飛散は例年より早め予想。一方で、コロナ・インフルエンザ、そして気温差による風邪も増えており、まだ暫く要注意ですね。
さて、一昨日は、愛知県薬剤師会の健サポ研修(A、B)でした。先月末に公表された短冊において、地域支援体制加算に【OTC48薬効群の取り扱い】が追加されたこともあり、参加人数が増えました。
◆私は、担当の開局部会長として、Aでは開会挨拶とまとめ【どういう健康サポート薬局を目指していくのか?】を。
◆研修B(一般用医薬品研修)では、はじめに【OTC薬販売の現状】。最後に閉会挨拶をさせていただきました。
◆健サポ研修についての問い合わせが増えており、次年度は健サポ研修の回数を増やそうかと考えています。
但し、健康サポート薬局の制度が始まって7年。今回、点数がつく様になったからOTC48薬効を並べるという考え方ではなく(これでは売れません!)、【自店の在り方をどうしていくのか?】という視点が不可欠に。
■今日のテーマは『地域支援体制加算に、OTC48薬効が追加!➂』
今朝の中部経済新聞に、高齢化と人口減少によって形成される日本の消費構造の2極化についての記述が。...日本の市場の独自性として、中高年層では既存の実店舗への高いロイヤリティやリピート購入率が顕著な一方、若い世代は色々な店舗やECを使い分けている。
来年、【処方箋総枚数】がピークを迎えます!...自店には、顧客・患者さんによる高いロイヤリティがあるでしょうか?、ドラッグストアの調剤併殺店に負けないリピート利用の魅力・メリットがあるでしょうか?
★一昨日、「点数が取れなくなるので、OTC48薬効を考えたい」という先生には、単にOTCを並べても売れないこと。そして、物販に取り組む意味をお伝えしました。
★「昔、少し経験したが、ずっとやっていないので自信がないが、少しずつ」と言われた先生には、「薬局側も患者さんも、調剤薬局で物販・OTC薬を売ること(買うこと)」に慣れていく事が大事。処方箋だけの会話で終わらない患者さんさんとの関係性作りをと。
★ドラッグストアにおいても、一部のチェーンを除いては、薬剤師さん・登録販売者さんとの会話がさほどあるわけではありません。...ここに患者さん・地域住民の【選択肢】に入るキモ、【利用する】理由が...。
令和6年2月13日(第1200号)