こんにちは、天野です。この冬一番の強い寒気・雪の影響がここ東海地方でもありました(特に、岐阜県関ケ原IC付近での長時間に及んだ立ち往生)。「まだ大丈夫」「もう少し様子を見て」というスタンスでいると、あっという間に後手後手になってしまう、という判断の難しさがここにも...。
さて、本日、ここ名古屋の創業120年の老舗建築施工会社(名古屋城本丸御殿、志摩スペイン村などの屋根工事も担当)の経営者のお話を聞きました。
◆さまざまな業界で人手不足が言われる中で、建設業界の人手不足、特に大工の減少が深刻になっている(この40年間で1/3の30万人弱に)。
◆新築住宅着工は20年前から3割減っている。
◆大工は一人親方が多く、高齢化が進み60歳以上が4割。
◆建設業の2024年問題もある中で賃金を上げていく為には「仕事の効率化と集中化」と共に「大工自身がスキルアップして多能工になっていくことが必要」。
■今日のテーマは、『顧客・患者さん・地域住民の選択肢に残る!』
上記に続きますが、国内のどの業界業種においても、これからの人口減少社会で顧客にリピート利用され、単価アップ(購入額アップ)していただける様になっていく為には、、
【①仕事が随時あるので限られた時間の中で集中する事】、その上で【②効率化を図っていく事】、そして同時に【➂自身・自社のスキルアップ、レベルアップを図っていく事】が必須(不可欠)になりますね!
1月21日(日)の三重県薬剤師会セルフメディケーション研修会で1時間半の講演をさせていただいた時に、【自店の強み(他店との違い、チェーンでは出来ないこと)】を書き出してもらうワークをしました。前回も書きましたが、、
★自店がやっていること(始めたこと)で、周囲から「大変だね」「よくそんなことをやっているね」と言われることは何なのか?
★自店としては、必要だし大切なので継続して取り組み、だんだん自然にやれる様になってきたので「以前ほど大変ではなくなってきたこと」は何なのか?
上記の①だけでは、顧客・患者さん・地域住民の方の選択肢に残るれるかは微妙・不明です。②そして、➂にまで踏み込んでいくことで新たな展開が広がり、漫然とした将来への不安も払拭していけると思います。
令和6年1月25日(第1197号)