こんにちは、天野です。令和5年の師走も折り返しました。昨夜は、ここ名古屋も冷え込み雪が舞いましたが、今週は師走らしい厳しい寒さになりそうです。
土曜日は、愛知県薬剤師会役員、地域職域薬剤師会長、連盟役員の合同懇親会が4年ぶりに。多くの先生と話が出来ましたが、現代そして次代の薬局薬剤師の為になることに取り組んでいきたいと思っています。
さて、先週の業界ニュースで気になったのは、、
◆2024年度診療報酬改定の本体部分が+0,88%(薬価は1%近く引き下げ)の政府方針。
◆そして、欧州系のファンドによる調剤薬局大手・総合メディカル(738店舗)の買収ニュース。
調剤薬局業界の再編が一段と進む可能性もあり、規模の力学だけでは済まなくなってきた【調剤薬局のビジネスモデルの問題】、そして【収益拡大(確保)のための調剤事業以外の展開の必要性】が益々高まっています。
■今日のテーマは、『何でも気軽に相談できる調剤薬局として!』
上記の懇親会に行く前にK先生と色々話しましたが、一番大切なことは「自店はどういう薬局を目指していくのか?」を考え、患者さん・地域に寄り添って、「何が出来るか、提供できるか?」を考えること。
先のことを悲観的に心配するだけではなく、実際に一つ一つ実行していくことが、結果的に【健サポ機能】の強化につながり、患者さんに喜ばれた結果として【選ばれる理由】になるのではないでしょうか?
薬局は、もともとは、ちょっとした健康のことなら何でも相談できる街の健康相談店でした。「処方箋がないと入れない調剤薬局」と揶揄されますが、「医療機関の一部ではあるが、気軽に相談できる薬屋でもある」と考えれば、話すこと・やれることは色々とあると思います。
★「これをやったら、喜ばれるんじゃないか?」、「楽しいで買ってもらえるんじゃないか?」というものは?
★一方通行の処方箋説明だけで終わらず、患者さんにも関心をもってもらえることは何でしょうか?
★先週末、弊社東京のO係長が、数か月前にお取引が始まった調剤薬局さまの健サポのイベントで、集まった患者さん・スタッフさん15名に「冬のスキンケア」についてお話しし、【説明動画】を見ていただき、肌水分を計測しながら、【リンクル】【ハンドC】試し塗りを楽しんでいただいたと報告がありました^^
令和5年12月18日(第1187号)