こんにちは、天野です。令和5年も残すことろ10日。この数日は本来の真冬並みの寒さですね。
今月は特に、政治・経済・業界で色々なことが起きていますが、コロナ5類移行がずっと前だった様な気がするほど、コロナ禍で止まっていたことが一気にスピードアップして動き出している様にも感じます。
先週、2024年度診療報酬改定の本体部分が+0,88%(薬価は1%引き下げ)の政府方針が出ましたが、、
◆コメディカルの処遇改善を除くと+0,46%で、調剤は+0,16%。
◆「適正化・効率化」の▲0,25%に関しては、「医科外来」と、「敷地内薬局」「医療モール・ビル」等が対象になる見込み。
今回も大手チェーンにとって厳しい改定ですが、それだけで済んでいくことなのでしょうか?、今のままの日本型調剤薬局のビジネスモデルのままだけで、今後(次世代)もやっていけるのでしょうか?
■今日のテーマは『手配りチラシ・試供品で20~30倍反応!』
コロナ5類移行以降は人流も戻ってきて、コロナ前の売上に戻った業種も聞きますが、業種によっては未だ8~9割の所も多い。この間も人口減少は続いており、「人口は減る・お客さんは減る」のに、「売上・収益は下がる」「原料高の影響で原価は上がる」。まさに、知恵を絞らないといけない!...そこで改めて考えたいのは、このブログでも何回もご紹介している弱者の戦略【ランチェスター法則】。
★体力のある大手と、資源や体力が限られる中小・個人店では立てる作戦が違います。
★小社(弱者)がより確実に成果を出しやすいのは、【接近戦!】。...即ち、「顧客との近さ」「お客さん・地域の人たちとの近さ」。
★例えば、経費が使える量販店は新聞折り込みチラシですが、弱者はポスティングやチラシの手渡し。
但し、今や新聞折り込みチラシの効果が0,1%の低さになっていますが、目の前の顧客に対する手配りチラシでしたら、20~30倍(2~3%)の反応率はあります!、場合によっては5%(20人に一人)の反応率!
小社(弱者)はお客さんの顔を見ての試供品の手渡し・試し塗り(ひと言を添えての)。...せっかく来店・来局されたお客さん・患者さんとの距離の近さを大事にしましょう!
令和5年12月21日(第1188号)