こんにちは、天野です。週末土曜日は、時間が取れたので名都美術館(愛知県長久手市)に勤めている下の妹が強く勧めてくれた「川合玉堂」展へ行き、日本の原風景に心を洗われました^^。
夜は名城大学薬学部の柔道部OBの近い年代10名で集まり、昔話&今の話に花が咲きましたが、こうした会は良いものですね。
さて、昨日は第56回東海薬剤師学術大会(三重県四日市)へ。愛知県薬剤師会開局部会としてのポスター展示もありましたが、多くの先生と色々な話が出来ました。
開局部会が担当している健サポ研修にも関連する「弊社の取組み」をもっと進めて欲しいとのお話もいただきましたが、今後、健サポ機能(健康相談、物販で)を高めて、地域での自店のプレゼンスを向上させていくことが、差別化においても必須になります。
その為にも、ここで、【薬局としての自店の事業コンセプト】を改めて見直すことが必要ではないでしょうか?
■今日のテーマは、『調剤薬局は医療機関か?、小売業か?』
上記に続きますが、公私ともにお世話になっている理央周先生が、昔、アマゾンに勤務していた経験から「アマゾンは小売業!!」と。
楽天とかと同じ様なECサイト・IT企業と思われがちですが、アマゾンは昔、本だけを扱っていた時から、顧客のことを最優先に考える小売業の発想が原点。だから、楽天とか他のIT企業とは事業コンセプト・考え方が違う!!、と。
処方箋がないと入れないと揶揄される調剤薬局(調剤専門薬局との呼ばれ方も)。
ここで、アマゾンの事例をもとに、薬局の定義・自店の事業コンセプトを考えた時に、、
①「医療機関である(処方箋対応のみ)」と考えるのか?
②「小売業である(昔ながらの健康相談もできる)」と考えるのか?
薬局は元々は、ちょっとした健康のことなら何でも相談できる街の健康相談薬局でした。調剤薬局を巡る事業環境が大きく変わってきている今、自店は何をするのか、していくのか(それとも、今のままか)。
②の小売業である!、という考え方を選ぶならば、やれることは色々あると思います^^
令和5年12月4日(第1183号)