こんにちは、天野です。一気に例年並みの気温になってきましたね。先日までとの気温差で、なかなか体がついていきません!
一気に気温が下がってきて、店頭で【目立つ山積み展開】をおススメしている薬用入浴剤・オンセンス、しょうが湯(国産有機生姜)の販売数量・追加ペースが上がってきました。
我が家でも、先週末からこの時期に必須の【オンセンス】を使い始まました。体が芯から温まり、湯冷めせずに良い睡眠にもつながりますのでおススメです^^
さて、業界紙・じほうによると、上場主要20社の調剤関連事業の第2四半期決算は、20社中18社が売上増、14社が増益・黒字転換。
但し、内容を見ると、処方箋単価が1~3%下落した分を、処方箋枚数増で補った構図。来春のトリプル改定や、数年後に迫った処方箋総枚数の減少を踏まえると、今の施策の繰り返しだけでは。。。
■今日のテーマは、『大手チェーンがやめた・出来ないことを!』
上記に続きますが、大手ドラッグチェーンの調剤事業は、処方箋単価の下落を、M&Aによる処方箋枚数増や、調剤併設を主体とする出店での枚数増で補った構図。
前回(第1178号)ふれましたが、多くの業界でチェーンストアというビジネスモデルでの拡大が続き、その過程で多くのことが標準化・効率化されました(多くのドラッグストアでは数名の店員しかいない)。
かのユニクロ創業者・柳井会長は、著書の中で、「行き過ぎた標準化・効率化が商売の楽しみを奪ったことも事実」「一人一人のお客様に販売を通じて喜びを与えることを忘れてはいけない」と書かれています。
★調剤待ちの間の、ちょっとした会話・物販しやすい雰囲気。
★気になるものをお試めしでき、ワンポイントアドバイスもしてくれる。
★自分が使っていて良いものだからおススメする自然な会話、楽しく買い物もでき、気分良く薬局を出れる。
大手チェーンがやめたこと・出来ないことで、われわれ中小薬局・調剤薬局ができることは何でしょうか?
令和5年11月16日(第1179号)