こんにちは、天野です。私事ですが、今日は私たち夫婦の結婚記念日（３２年め！）。色々と感謝です＾＾

さて、昨日は２社の営業部長さん、次長さんが来社され情報交換。...ジェネリック医薬品の品薄状況の解消には２～３年かかると言われていますが、OTC薬においても原料製造メーカーの製造方法・試験方法の承認書記載との逸脱により、各メーカーに自主回収などの影響が出始めています。今後は原料の受け入れ試験に更に注意しなければいけませんし、新たな諸費用でのコストアップも懸念されます。

月初に（第１１６７号）、自社・自店の【事業コンセプト】を見つめ直すことの大切さに触れました。

★自社・自店は、お客様目線・患者さん目線で考えて、何が提供できているか？

★何によって、自社・自店を覚えていただくか？、選んでいただくか？

★わざわざ、患者さんが自店に来局するメリットは何か？

★地域住民の方に対して、自店の利用価値・存在価値は伝わっているのか？

■今日のテーマは、『わざわざ来局してもらうメリットを作る②！』

ここに来て、原料高・資源高の影響が広がり、弊社におきましても、価格変更・納価変更を余儀なくされる商品が出てきています。一方で、原価アップをすべて転嫁すると販売価格が上がりすぎ、消費者さんの購入意欲に影響を及ぼすため、一部だけご負担をお願いする商品については、粗利減少分を販売数量アップでまかなう様、取り組んでいます。

値上げによって売上や販売量が減ってしまうのは悩ましい問題ですが、必要以上に我慢して、代わりに販促経費やコストを削減した結果、現場が閑散として売上も客数も減ってしまっては元も子もありません...。

★そのためには、売り場を常に新鮮にし、季節ごとに手直しし、お客様を飽きさせないこと。

★提供する商品・サービスの価値を上げて、喜んでいただくこと。

★季節ごとのお客さんの潜在ニーズに適応した商品を提供し、ワンポイントアドバイスを兼ねた会話をして、買物を楽しんでもらうこと。

★良さを実感してもらい、繰り返し購入していただく様にすること。

★処方箋がなくても、隣のクリニックの患者さんでなくても、利用してもらえる様にしていくこと。

自店は、「何が提供できるか？」「何によって覚えていただくか？」「利用するメリット、楽しみは？」

　

令和５年１０月１２日（第１１７０号）