こんにちは、天野です。今週は「薬と健康の週間」。愛知県薬剤師会では今年も、中日新聞に1ページ広告を掲載。名古屋駅の名鉄百貨店前の【ナナちゃん人形】は薬剤師バージョンに^^。また、今日は名古屋の薬の神様「少彦名神社」の大祭に参列してきました。
さて、先週末の愛知県薬剤師会理事会後の開局部会では、担当する研修会の打ち合わせと、重要課題である【健康サポー機能の充実のための、OTC医薬品の供給・品目リストの作成】についての話し合い。
先月の日本薬剤師会学術大会(和歌山)の分科会「OTCと薬剤師」の基調講演(日本OTC医薬品協会・磯部理事長)では、、
◆現在、OTCの大半はドラッグストアで売られているが、医療財政面からも調剤薬局でOTCを売っていくこと・セルフメディケーションの推進は必須になる。
◆コロナ禍で調剤薬局でも解熱鎮痛薬、目薬、鎮咳薬は売れたので、薬剤師にとっても入口になるのではないか。また、小規模薬局でOTCの品揃えが厳しいのであれば、20品目ほどの厳選(OTCフォーミュラリー)の考え方でも良いのではないか、、と言われ、思いがけず弊社・天野商事の名前を出していただけました。
■今日のテーマは、『わざわざ来局してもらうメリットを作る➂!』
コンビニ大手が、店頭でいれるコーヒーのサブスクリプション(定額課金)サービスの導入を試みている記事を読みました。月額1,500円での実証実験では、顧客の「来店回数」が週1回増え、「ついで買い」を促す効果があったとのこと。
顧客からすれば、毎日飲めば半額程度安く飲めますし、店側からすれば、ついで買いでの単価アップが期待できる。特に、この【ついで買い】というのは今後、来店客数が増えない中で、とても重要なポイント。
調剤薬局においても、今後の処方箋総枚数の減少・調剤報酬の減少が明白な中で、、
★患者さん・顧客に、調剤だけで終わらない会話や関係をつくっていくこと。
★【物販・OTCを買っていただくこと】【ついで買いをしていただくこと】が、大切(不可欠)になります!
★「自店は何か提供できるか?」「何によって覚えていただくか」「自店ならではの商品・サービスは?」「自店を利用する楽しみ、メリットは?」。
季節変わりは、物販を大きく伸ばすチャンス!、患者さんとプラスαの会話をするチャンス!、です。
令和5年10月16日(第1171号)