こんにちは、天野です。まだムシムシした暑さが続きますね。昼休みに、近くの栄地下・セントラルパークの書店へ知人が出版した本を頼みに行きましたが(リアル書店で買う方が喜ばれるので)、汗びっしょりになりました。
さて、日本を代表するアニメ会社・スタジオジブリを日本テレビが子会社化するニュースには驚きました。宮崎駿・鈴木敏夫のお二人が年齢を重ねられ、次代への継続性を考えた上でのご判断。
事業環境の変化が速くなり、会社(一つのビジネスモデル)の寿命も短くなっています。市場や顧客、消費者の変化に適応してこその、事業の継続。
私のバイブルの一冊である「道をひらく(松下幸之助翁)」は、累計販売555万部を超えますが、その中の一篇「自分の仕事」で、、
★どんな仕事も、それが世の中に必要なればこそ、成り立つ。
★だから、自分の仕事をやっていると思うのはとんでもないこと。本当は世の中にやらせてもらっている仕事。
★大切なのは、世の中にやらせてもらっている仕事を、誠実に、謙虚に、熱心にやること。世の中の求めに精一杯、対応・適応していくこと。
■今日のテーマは、『調剤薬局がOTC薬・物販に取り組む意味!』
前回(第1163号)で先週末の日本薬剤師会学術大会(和歌山)での話、ほぼ満員となったOTC分科会での講演について書きましたが、、
「医療財政面からも、セルフメディケーション推進の面からも、OTC医薬品を売っていくことが必須に!」
★以前少し置いたけど売れなかったから...では、、
★必要だから並べなきゃいけないんだけど...では、、
★ドラッグストアでやっているから...では、、
★調剤対応に忙しいし、色々と聞かれても...では、、
物販・OTC薬に取り組んでいくことは、患者さんと処方箋だけでない【接点拡大】につながりますし、自店の敷居が低くなり地域住民の方も入店しやすくなります【関わりができる】。
事業を継続させ、次世代に繋げる為にも、顧客・患者さんが喜ぶ、居心地の良い、日々の健康・未病ケアに役立つ【コミュニティ薬局】を志向していきましょう!
令和5年9月22日(第1164号)