こんにちは、天野です。ライフワークの一つ、金城学院メサイア演奏会の合唱練習が今月から始まりました。次女が中3の時から参加して14年め、コロナの5類移行で人数制限もなくなり、合唱世話役として学生さん達と一緒に思い出に残る演奏会(11月23日)にしたい♪、と思います^^
さて、愛知県薬剤師会の理事会で、書籍「覚悟と義務~突き付けられた薬剤師~」が配布されたのが1年前。
30年間、医薬分業制度を見つめてきた業界紙記者による書籍で、「かかりつけ薬剤師への懸念」「改正薬機法がもたらすもの」「健康サポート薬局、認定薬局制度」「敷地内薬局」「2022年度調剤報酬改定から考える今後」「後発品問題」など。
調剤薬局のビジネスモデルが大きく揺らいでおり、現場の薬局薬剤師にも変化を迫っています。
丹羽宇一郎氏が書籍「仕事がなくなる!」で指摘していますが、①一つのスキルだけで一生食べていける時代は終わった、②損得勘定だけで仕事している人は、最後に損をする、➂普段から自分の専門性を磨き続け、中高年になっても自ら変わろうという挑戦心が大事、④自分の価値判断基準を確固たるものにする読書と自制心。
■今日のテーマは、『将来的にOTC薬がシェア2~3割の可能性!』
本日、トローチや咳止めシロップなどを製造いただいているOTCメーカー役員さんが来社され、最近の原材料高騰の影響や、今後のOTC薬について情報交換しました。
現在は、シェア1割のOTC薬ですが、今後の医療保険制度の財源の観点、セルフメディケーション推進の観点から、将来的には【OTC薬のシェアが2~3割になっていく可能性!】を指摘する声があります。
★OTCの大半がドラッグストアで買われている現状で、こうした動きが始まっている中で、調剤薬局(薬局薬剤師)は、どう受け止めるべきでしょうか?
★「OTCは売れないから置かない」「仕方ないので数品だけ置いている」という薬局が半数以上ある現状についてはどうでしょうか?
【患者さんが調剤薬局店頭で、物販やOTC薬を買うことに慣れてもらうこと】、逆から言えば、【薬局薬剤師が店頭で処方箋対応だけでなく、物販・OTC薬を売ることに慣れること】が、こうした変化に適応する第一歩となります。...そのための【見える化】をしていきましょう!
令和5年9月14日(第1162号)