こんにちは、天野です。週末に「岳父の49日法要」と「初孫の1歳の誕生日祝い」がありました。日々の営みの意味や、引き継ぐもの、足跡を残すべきもの等、こうした折りに触れて見つめることは大切ですね。
さて、日本フードサービス協会によりますと、コロナの5類移行での花火大会・お祭りの再開、インバウンドの回復、記録的な猛暑を追い風に、外食売上高が急回復しています。
◆ファーストフードは、コロナ禍前(2019年)比でも売上2桁増。
◆ファミレスや喫茶も、コロナ禍前の水準並みに回復。
◆一方、居酒屋やパブ系は回復基調だが、2次会の減少・消失や店舗数減少でコロナ禍前より3割近く低いまま。
また、新幹線コンコースに出店の和菓子屋さんは、手土産需要の減少で、コロナ禍前の水準に戻らないとのこと。
【すべてがコロナ前に戻ることはない!】ということ、消費行動の変化に【適応】し、【選択肢】に入っていくことが肝要ですね!
■今日のテーマは、『売れない(買わない)理由3つに対して!』
食品の相次ぐ値上げで消費者の値上げ疲れ・生活防衛色が強まって、「価格」が商品選択で最重要なモノは、PBへのスライドなど競争が激化する一方で、「新たな需要を創出」したり、「潜在需要を喚起」させる提案が出来るものは、ある程度の価格の幅(値上げの幅)を受け入れてもらいやすい状況にあります。
半年前に出版された理央周(りおう めぐる)先生の「売れない問題 解決の公式」にも出てきましたが、、
★商品が売れない時・売り上げが落ちた時は、どうしても売り手目線で理由を考え、「売り方」ばかりを考えがち。
★売れない問題・理由は、買わない問題・理由!...人が何かを買わない理由は様々だが、理由はシンプルに3つ!
①その商品を知らないから・存在に気づいていないから。②その商品の価値・魅力が分からないから。➂その商品のことを忘れてしまっていたから(以前は何度か購入したことがあったが)。
これらは、店頭での顧客・患者さんとのちょっとしたコミュニケーションの有無が大きく影響しますので、改めて心したい重要ポイントですね!
令和5年8月28日(第1157号)