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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

成城石井の社内コンテストから時流を学ぶ!【患者さん・地域に根差したコミュニティ薬局の物販、OTC、健康イベント支援No.1】

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こんにちは、天野です。猛暑日が続いていますね。引き続き体調管理が大変ですが、ずっとエアコンの効いた涼しい場所にいる人は、体を暑さに慣れさせる【暑熱順化】も大切。熱中症対策をしつつ、散歩、水やり、軽い運動で「汗をかくこと」。そしてシャワーでなく、ゆっくり入浴を。

ローエングリン.JPGさて昨日は、知人がオケや合唱で出演したワーグナー「ローエングリン」を聴きに妻と愛知県芸術劇場コンサートホールへ。全3幕の大作ですが三澤洋史先生指揮のもと、見応えも聴き応えもある素晴らしい演奏会でした(長時間で腰が痛くなりましたが、、苦笑)。

コロナ禍での制限を経て、こうした演奏会が普通に行われる様になったことは何よりです^^

一方で、音楽を楽しむ場であるコンサートホールが老朽化などで減っているのは気がかり。ここ愛知県でも、来年2月には伝統ある「しらかわホール」が閉館の予定。どんな時代になっても感性を育む(磨く)場所は必要ですので存続して欲しいものです(次世代のためにも)。

■今日のテーマは、『成城石井の社内コンテストから時流を学ぶ!』

成城石井が、先月「売場づくりを競う社内コンテスト」を初めて開催したとのこと。...制限時間内に菓子・麺類・ジャムなど60品目から棚に並べる商品を選び、それぞれの店舗・顧客層にあった陳列・展開を競った。また接客技術を競うコンテストも開催。

背景には、コロナ禍の巣ごもり特需がなくなり、3月以降の既存店売上が苦戦する中で、【つい商品を手に取りたくなる売場づくり】と【欲しかった商品に出会う接客】がアフターコロナでの再成長のカギに!

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この記事を読んで改めて感じましたのは、、、

①【購買の最終決定の7~8割】は、店頭でなされること!...特に、輸入品やオリジナル品が多い同社では、目的の商品を決めずに来店する顧客も多い。

②消費活動が多様化し、ますます【価格で買うもの】と、【価値(好き)で買うもの】に2分化されていること!

➂そして、特に後者では、【楽しく買い物をしたい】こと!

調剤待ちの患者さん・お客さんへの【物販】を想定した場合、自店の取り組みは、以上の3点で考えた場合にどうでしょうか?...「お客様目線」で考えていきましょう!

 

令和5年8月21日(第1155号)

調剤薬局の皆様へ