こんにちは、天野です。お盆休み直前ですが、猛暑と台風7号が気がかりですね。
猛暑対策でのエアコン利用が定着していますが、エアコンが効いた部屋に居続けると、体温調節機能が低下。活動量の低下や夏バテ防止での高カロリー食、冷たいもの・アルコールの過剰摂取は夏太りを招くので、食生活や運動習慣にも気を配りたいところです。...実は、夏のおススメの運動は、昔の恒例行事だった「ラジオ体操」^^。
さて、日本にコンビニが誕生して半世紀。5月末の店舗数は5万8千件で総店舗数は横ばい状況で、出店余地が狭まり、ドラッグストアやミニスーパーとの競合が激化。
そんな中で、コンビニ大手が各地の加盟店オーナーと地域に根差した「個店経営」に本腰を入れ始めているとのこと。
「20~40代主婦が多く住む地区で総菜売場を拡大・充実」「駄菓子売場を拡張して孫連れの祖父母世代も呼び込む」「移動販売で団地や高齢者施設を回る」など。
人口減少社会・超高齢社会にあっては、大手であっても個店経営的な発想や行動が求められる事例ですね。
■今日のテーマは、『複数のことを同時にやって、差別化を!』
上記に続きますが、調剤薬局の総軒数はコンビニを上回る6万軒超。先月の愛知県薬剤師会の健康サポート薬局研修Aの【まとめ】でお話ししたのは「あと数年で処方箋総枚数が減り始めること」、「目の前の処方箋対応だけで終わらずに、【自店の薬局としての在り方】を考える時が迫っていること」。そして、昨年の薬局の機能強化研修会でご紹介した弊社お取引薬局様の事例を少し紹介しました。
★「差別化の時代」と言われるので、とかく何かだけ深掘りしがちですが、複数のことを同時にやっていくことが大切。
★何かだけの購入だけに終わらない様に、また単発で終わらない様に、複数を同時に取り組む。
★簡単にやれることとじっくりやることを同時に取り組む。簡単にやれることだけでは、他店に真似されやすい。
そして、何にでも通じる話ですが、【P→D→C→次のAまで】繰り返し繰り返しやること!...その繰り返しが、外から見るだけでは分からない自社・自店の【強み・差別化】に繋がっていきます^^
令和5年8月10日(1153号)