こんにちは、天野です。記録的な猛暑だった8月も最終日。9月も残暑が厳しそうですが、朝晩にはスズムシやコオロギなどの鳴き声が聞こえる様になり、秋の訪れを感じます^^
今年の秋は短いかもしれませんが、、「食欲の秋」「読書の秋」「芸術の秋」「行楽の秋」などを楽しみたいですね。...栗きんとん発祥の地・岐阜県中津川市では9月から発売開始(原料高で少しだけ値上げですが)。
さて、今年も2/3が終わり、残り4ヶ月となりました。アフターコロナの時代に入っていますが、予期せぬ気候変動の影響、物価高の影響、この3年半のコロナ禍での消費行動変容の影響が大きく振れています。
【不確実性の時代】【不透明な時代】と言われ、何が起こるかを予見するのは困難になっていますが、「先行きが分からないから何もしない」「何も変えない」では、企業は生き残れません。規模の大小に関わらず、自覚しておきたい言葉ですね!
■今日のテーマは、『調剤薬局でまず置きたいOTC関連・厳選24』
厚労省・安川薬剤管理官は、先日の講演で来春のトリプル改定に向けての「在宅医療分野の評価」「薬薬連携」「かかりつけ薬剤師推進」などの話に加えて、「セルフメディケーション」にも言及。
「薬局には、医療用医薬品だけでなく一般用医薬品を含めての供給拠点の役割を果たすことが薬機法改正の中に入っている」との指摘に対して、中医協資料では、OTC薬を「19品目以下の薬局が39%」「全く置いていない薬局が8%」とのこと。...約50%がOTC薬を僅かしか置いていない現状。
私が愛知県薬剤師会の開局部会で担当している「健康サポート薬局研修会」においても、研修は受けても、「なかなか申請に踏み出せない」「OTC48薬効を揃えても売れないので」「メリットがないので」...などのお声が多いのが現状。
とは言え、【地域においての自店の役割・存在】を考えて、対応していくことが将来につながることは確かです。
弊社では、健サポでのOTC48薬効設置のお手伝いをしていますが、その前段階として【調剤薬局で売っていきたいOTC関連品・厳選24】を作成しました。
患者さん・地域に根差したコミュニティ薬局になっていく過程では、物販・OTC関連品は不可欠ですので、必要なステップとしてお取組みください。
令和5年8月31日(第1158号)