こんにちは、天野です。まさに酷暑の毎日で、疲労の蓄積を感じますね!...水分補給が欠かせませんし、スポーツや屋外活動で大量の汗をかいた場合は塩分補給も。夜は29~30℃の高めのエアコン設定で眠ますと、カラダにとっても良いです。皆様ご自愛ください。
さて、公私にお世話になっている理央周(りおう めぐる)先生が、今月、台湾で講演されました(地元テレビの取材も)。
理央先生が今年2月に出版された「売れない問題 解決の方式」では、
★実現したい未来(5年後10年後)を設定して、逆算して、今、何をすべきかを考えることが重要。
★P→D→C→Aサイクルを回すこと。一つの計画を立てて行動したら、やりっぱなしでなく、結果を検証し、計画を立て直し、PDCAサイクルを回し続けること。
★デジタル社会がいかに進もうと「売り手目線でなく、買い手目線」で考え、「どうやって気づいてもらい、関心を持ってもらい、買ってもらうか」を考え、【顧客とのコミュニケーション】をとることが大切。
■今日のテーマは、『顧客は自店のことをどれだけ知っているか?』
上記に続きますが、顧客とのコミュニケーション・情報発信は店頭でどれだけなされているか?...「顧客は、自店・自社が思うほど、自店・自社のことを知らない」という指摘は的を得ています。
「顧客は、自店のおススメ商品・サービスを知っているはず」「お得意先は、自社の取り組みをちゃんと知っているはず」と思いがちですが、本当にそうでしょうか?
★ネット全盛になり、情報量が多過ぎて、判断基準や経験値が不足している人は「何が正しいのか」「何が良いのか」が判断しづらい。
★商品や外食店情報はSNS上のクチコミ、フォローが多いインフルエンサーの話を信頼する。
★信頼できる人、専門の人の「これがいい!」「あのお店がいい!」「こういう使い方をするといい!」「私も使っている!」といった【ひと言】【ひと押し】があると有難いと思っている。
リアル店舗においても、同じことが言えますんね!...実際に使い続けている人の話や、気になっていることに対応する商品・サービスをピンポイントで説明してもらえると、顧客も消費行動を起こしやすいです。
令和5年7月27日(第1149号)