こんにちは、天野です。今日の名古屋の最高気温は夏本番の35℃。
週末は、愛知県薬剤師会の役員研修会でした。その後の懇親会を中座して、名城大学薬学部柔道部のOB会へ移動。コロナ禍もあって4年ぶりの再会でしたが、一瞬で当時の若さに戻れました^^
◆日本補聴器工業会の調査によりますと、難聴だと思う人のうち医療機関を受診するのは4割に過ぎず、補聴器を持っている人は15%に過ぎない。
◆病院に受診されるのは、難聴が比較的重くなってしまった人ばかり。→いかに、軽い難聴状態の時に、相談してもらう流れ作りが必要(ご本人の為にも)。
◆俳優の梅沢富美男さんが「補聴器をつけたら人生が変わった!」と週刊誌などのインタビューで発信している。
■今日のテーマは、『顧客との距離感で3倍、10倍の確率差!』
上記に続きますが、、補聴器の聞こえの相談会の日程件数の差が、オーダーメイド補聴器の成約件数の差になっています。
また、「相談薬局では手配りチラシ配布300枚で1名の方が成約、調剤薬局では1,000枚で1名、ドラッグストアでは3,000枚の配布で1名が成約している」という統計的な事実。。。
これは、、まさに、お客さん(患者さん、顧客)と店舗との距離感の差を言い当てていますね!
★一般的な相談薬局さんはお客さん(常連さん)との距離感が近いので、300枚配ればお一人成約。
★調剤薬局さんは、患者さんとの接点が処方箋だけになりがちなので(関係性が薄いので)、1000枚配ることでお一人成約。
★ドラッグストアは完全セルフの業態なので、さらにその3倍の配布が必要に。
調剤薬局においては、患者さんへの一言添えての【手配りチラシ】をすることが、結果的に患者さんとの距離感を縮めるキッカケ作りにもなります。
また、ちょっとした会話・相談がしやすい調剤薬局で、定期的にご成約がでている事実は、調剤薬局の可能性(患者さんとの処方箋以外の関係性作り!)を示している、と言えます。
令和5年7月3日(第1142号)