こんにちは、天野です。今日(6月15日)は「生姜の日」だそうですね。古くから優れた調味料として、また体に良い食材として知られる生姜。これからの暑い暑い夏の「冷え性対策」「あたため対策」にも。
さて、2024年度の診療報酬改定に向けた議論が始まりました。
◆6年ぶりの介護報酬との同時改定。政府は少子化対策の財源に医療の歳出抑制を当て込んでおり、難しい調整に。
◆三師会は、物価高・賃上げへの対応には財源が必要と政府に要望。歳出削減を求める財務省は報酬増額に慎重姿勢。
◆これまで社会保障費の抑制には薬価の引き下げに頼ってきたが、この構図も限界に近い。
昨夜、「コロナ後の日本経済の現状と宿題」という講演を聴きましたが、「①実質GDPはコロナ前には戻ったが、2019年10月の消費増税前には戻っていない。」「②日本は、物価が上がると消費を減らす国民性」「➂就労者数が減っていく中で、生産性の向上が待ったなし。」ということも頭に入れて発想を変えないと、将来が見通せませんね。
■今日のテーマは、『たった一言、言うかどうかの差!』
前回(第1136号)、「顧客との接触機会を作る(増やす)こと」「情報発信を続けること」の大切さについて書きましたが、【ひと言、言うかどうかの差】【定期的に何度も伝えることの差】は、とても大きい差を生みます!...今日は、「たったひと言」の差がどれだけの差になるか、を考えてみたいと思います。
★お客さんに、「たったひと言」言うだけで、サイドメニューの品やカウンターの商品がプラスαの消費につながり、余分に500~1000円の買物をされた(単価が上がった)とします。
★小さな額に見えるかもしれませんが、1日当たり数名の方が「たったひと言」に反応されれば、3000~5000円の差が生まれ、月にすれば7~10万円もの差に!
★だまってセルフで買物をしてもらって、処方箋以外には、低単価の「のど飴」「黒豆茶」が売れるのに対応するだけで終わるのか、、「たった一言」お客さま・患者さまのためにもなることをお伝えして、プラスαの買物をしていただくのか。
最近、物販目標を作られる調剤薬局さまも増えてきていますが、【たった一言の差!】の大きさを考えて、お客様目線にも繋がる【たった一言】を話していきましょう!
令和5年6月15日(第1137号)