こんにちは、天野です。気温が上がっていますが、黄砂の影響で空がやや霞んでますね。
マスク着用が個人判断になって1ヶ月。民間調査では、まだ9割がマスクを着用し続けているとのことですが、5月8日の5類移行ぐらいから徐々に...、でしょうか。
さて、私は歯の調子が悪くなると親戚の歯医者さんに行くのですが、繁盛している歯医者さんは次回の予約をいつも取っているとのこと(定期的な口腔ケアを含めて)。これは美容院にも言えますね。
実際、【リピーター(継続来店)率】をデータで見てみると、せっかくの新規客に対して、購入後何もしなければ、リピーター率はたった5%とのこと!
また、物販でフォローメールなどの施策を行った場合、【リピート購入(継続購入)】する確率は、、
◆コスメ・化粧品では、約10~20%。
◆健康食品やサプリメントでは、10~20%。
◆アパレル・ファッションでは、20~30%とのこと。...フォロー・再来店対策の重要性が分かりますね!
■今日のテーマは『調剤薬局のリピーター率、リピート率の向上!』
上記に続きますが、今後、【リピーター(継続来店)率】の向上、【リピート(継続購入)率】の向上がますます重要になります!
また単独商品(サービス)販売店の場合は、購入額やリピート間隔がほぼ固定されますが、何かそれ以外に販売する商品があれば、プラスαの単価アップやリピート率の向上にも繋がります。
調剤薬局は、処方箋対応だけの単独サービスですので、支払額(調剤報酬)や次回来店はほぼ固まっています。
★処方箋枚数が伸びていた時はそれで良かったかもしれませんが、、今後はどうでしょうか?...枚数減、単価減という問題はどうでしょうか?
★処方箋日数が固定し、再来店対策は特になしという先が大半だったわけですが、今後もそれで良いのでしょうか?
★物販によるリピーター率の向上、そして物販商品によるリピート購入率の向上は、本業(調剤)に有形無形の好影響を及ぼします。
最近は、各地の薬剤師会で「薬局の機能強化」について色々な研修が増えてきていますが、自店の3年後5年後を見据えた【機能強化】と【選ばれ続ける理由作り】をしていきましょう!
令和5年4月13日(第1120号)