こんにちは、天野です。ゴールデンウイーク間近になりました。
5月8日には、新型コロナが「第5類」に移行します。マスク着用ルール緩和後も、6割の人が外出時にはマスクを着用しているとのことですが、経済活動が業界によってはコロナ前近くに戻ってきており、あと少し時間がかかるでしょうか。
★薬機法改正により、これまで努力義務だった調剤後の服薬フォローアップが義務付けられ、これに対応するためアプリやSNSを活用する動きが広がっている。
★LINE登録をした患者さんに様々なサービスを提供している調剤薬局の事例。
★大手チェーンの日本調剤は全国720店でオンライン薬局サービスを展開。
★今後は、モニタリングが最も必要な多種類を同時服用する、デジタルに不慣れな高齢者に活用を広げるのが課題。
■今日のテーマは、『ビジネスモデルが大転換を迫られるのは!』
上記に続きますが、大手ドラッグチェーン・ウェルシアは、調剤併設店の割合を80%まで高める方針とのこと。また、前出の日本調剤では健康サポート薬局が179軒になったとのこと(総店舗の25%)。
付加価値(選ばれる理由)作りが今後ますます重要になりますね!...これまでは、一般的に患者さんは医療機関近くの調剤薬局を利用するのが普通でしたが、今後は色々な【選択肢】が増えてきますので。
今月は、数回にわたって、【リピーター(継続来店)率】と【リピート(継続購入)率】の向上について書いてきましたが、、
歴史的に幾度と証明されていますが、一つのビジネスモデルが大転換を迫られるのは、、
①技術革新が起きる時。
②法律・ルールが変わる時。
③人口減少が起きる時。
「コロナ前に完全に戻ることはない!」と言われていますが、これは「変化が、コロナ禍で5年ほど前倒しになった!」と理解した方がいいですね。4~5年先を見据えていきましょう!
令和5年4月27日(第1124号)