こんにちは、天野です。5月並みの最高気温になっていますが、朝との寒暖差に要注意ですね。
今朝の日経流通新聞に、「飲料市場が【免疫ケア】の市場開拓の可能性を探っている」との記事。
◆財布の紐が固くなっている中にあっても、コロナ禍で健康意識が高まり継続的な免疫ケアを習慣化する人は増加している。
◆最たるものは昨年大ヒットしたヤクルト1000。
◆特にドリンク剤は、店頭試飲に注力していきたい。
さて昨日は、愛知県薬剤師会の臨時代議員総会でした。岩月会長が、来賓挨拶された日本薬剤師会・山本会長が先週の日本薬剤師会の臨時総会で話された言葉を引用して、、
医薬分業が始まって約50年。院外処方箋利用率は70%を大きく超えたが、中身は先達が思い描いた姿になっているか?...「処方箋調剤という限定的な範囲でない体制がグローバル基準の医薬分業ではないのか?」「そのために2020年に薬機法・薬剤師法が改正されたのではないのか?」との外部指摘。
■今日のテーマは、『OTCをただ並べておくだけでは売れません!』
上記に続きますが、、地域における薬局・薬剤師の役割としての、
1.健康サポート薬局機能の充実
2.日々の健康対策としての身近な健康食品や、セルフメディケーションに対応するOTC
ここにきて、「健サポを取りたいので...」「OTCも置かないといけないので...」というお話をいただきますが、OTCを並べておくだけでは意味がありませんし、売れません!
★調剤薬局では飴が良く売れますが、これは他の物も売れる証拠。
★物販が売れていくことで、処方箋対応だけでない会話や、患者さんとの接点拡大が生まれます。
★健康食品やドリンク剤、スキンケア商品はリピート購入につながりやすい(再来店対策、単価アップも)。
★そうした延長線上で、OTCも少しずつ売れていく様になります(特に、目薬、トローチ、のどスプレー、鎮痛消炎ゲル、シップ剤などはコンスタントに動きやすい)。...季節変わりを迎えるタイミングで、患者さんが喜ぶ物販にも目を向けて、自店のプレゼンス向上につなげていきましょう!
令和5年3月20日(第1113号)