こんにちは、天野です。今日は本当に暖かいですね、桜の開花宣言も今年は早いです。
NHK大河ドラマ「どうする家康」で、地元・愛知県は歴史観光に力が入っています。今日、名古屋駅に行きましたら、コンコースに特設コーナーが出来てて、三河や岐阜、関ケ原のガイドブックが一杯でした。
磯田道史氏の新作「徳川家康 弱者の戦略」も大人気とのこと。弱小国ゆえに、厳しい選択の連続だった家康の人生に、磯田氏ならではの視点で迫っています。
さて、健康雑誌のパイオニアであるマキノ出版が民事再生法適用を申請したニュースには、本当に驚きました!
「壮快」「安心」「ゆほぴか」などの健康雑誌や生活情報誌・ムック本などで知られる同社ですが、近年はIT普及や書籍離れ、主購読者層の高齢化で売上がピークの4割になっていたとのこと。
どんなビジネスモデルにも寿命があり、新たな市場開拓や集客ができないと厳しくなることが改めて。。。
■今日のテーマは、『調剤薬局でも必要となってくる再来店対策!』
上記に続きますが、、商売の原則は「売上=①客数 × ②お買い上げ金額 × ③リピート(来店頻度)」
売上不振の最大の原因は、お客さんが来ないから(減ったから)。...集客するには、(1)お客さんに自店のことを知ってもらう必要がありますし、(2)他店でなく自店に来てもらう必要があり、(3)再来店してもらう必要があります(何もしないと来店間隔があいてしまいますし、遠方客では顕著です)。
調剤薬局のビジネスモデルでは、患者さんは平均1ヶ月に1回来店するので、この点では他の業種店より恵まれていますが、今後も「処方箋対応のみ」「再来店対策なし」で、本当にいいのでしょうか?
今後の処方箋客の減少・単価の減少を想定し、、
★お客さん・患者さんに快適に過ごしていただくこと。
★何かしら、季節ごとの目新しさ・変化があること。
★物販での会話を楽しみ、また来たいと思っていただくこと。次回行く理由があること。
これからは【選択消費】の時代です。...せっかく訪店されている患者さんに、調剤待ち時間や服薬指導後に、何があるといいでしょうか?
令和5年3月16日(第1112号)