こんにちは、天野です。3月に入りました。コロナ禍も丸3年、13日からは個人判断でのマスク着用に。医療機関や高齢者施設、高齢者が集まる場所や混雑した電車などはマスク着用が推奨されていますが、徐々に日常の風景が戻ってきて欲しいですね。
先月の健康博覧会(東京ビッグサイト)の来場者数はコロナ前の水準だったとのこと。展示会はやっぱりリアルがいいですね。弊社も9月、10月の学術大会(日本薬剤師会、Npha)にはブース出展を考えています。
さて、2022年の出生者数が国の推計より11年も早く80万人割れに。コロナ禍の色々な要因があったにせよ、以前から指摘されていたこと(分かっていた未来)。
私の初孫も該当しますが、10~15年後の学校経営がとても気になります。われわれはどうしても短期的なことばかりに目が行き、中長期的なことは目を背けがち。。。
「悲観的に準備し、楽観的に行動・対処せよ!」という言葉がありますが、薬局・薬剤師を巡る事業環境についても、短期的な対処だけで立ち止まっておらず、5年後10年後・将来を見据えていくことが大切ですね。
■今日のテーマは、『再来店対策としての物販・OTCの取り組み!』
商売の原則である、「売上=①客数 × ②お買い上げ金額 × ③リピート(来店頻度)」
売上不振の最大の原因は、お客さんが来ないから(減ったから)。...集客するためには、(1)お客さんに自店のことを知ってもらう必要がありますし、(2)他店ではなく、自店に来てもらう必要があり、(3)来てもらうキッカケを作らないと来てもらえません(何もしないと来店の間があきます)。
この再来店対策を軽んじているお店が多過ぎる!、という指摘があります。...最も大切なことは、シンプルに、、
1.お客さん・患者さんに快適に過ごしていただくこと。
2.何かしら、ちょっとした目新しさ・変化があること。
3。また来たいと思っていただくこと。
平均して、月1回訪店される患者さんに対して、調剤待ち時間や服薬指導前後に、何かあると、快適に過ごしてもらえるでしょうか?。何があると、「楽しかった」「また来たい・買いたい」と思ってもらえるでしょうか?
令和5年3月2日(第1108号)