こんにちは、天野です。週末に立春を迎え、暫くは寒さが続きますが、気温のアップダウンが大きくなり、だんだん春に向かいますので、冬の間にやっておくべきことを。。。

週末の愛知県薬剤師会理事会の中で、「おくすり手帳」作り直しにあたり「摂取している市販薬、健康食品などの情報欄」を大きくとることに。患者さんへの理解をより深め、会話の幅が広がって欲しいですね。

さて、前回ご紹介した理央周先生の新刊「売れない問題　解決の公式」を週末に読みました。

第１章で重要性を再認識しましたのは、、

★実現したい未来（５年後１０年後）を設定して、「今から何年までに、何をすることが必要か！？」を逆算して考えること。

★【P（プラン）→D（ドｳ）→C（チェック）→A（アクション）】サイクルを回すこと。...一つの計画を立て行動したら、やりっぱなしでなく、結果を振り返り（検証）、「売り手目線でなくお客様目線！」で、新たなアクション計画を立て直し、PDCAサイクルを回し続けること。

■今日のテーマは、『売れない理由は、買わない理由（３つ）！』

食品などの値上がりが相次ぎ、消費者の生活防衛色が強まっており、「価格」が商品選択で最重要のモノは、競争が更に激化する一方で、「新たな需要を創出」したり、「顧客の潜在需要を顕在化する」提案が出来るものは。ある程度の価格帯（値段の幅）を受け入れてもらいやすい。

上記書籍「売れない問題」にも、何度も出てきますが、商品が売れない時・売上が落ちた時に、どうしても売り手目線で理由を考えがち。頑張って売ろうとするあまり、「売り方」ばかりを考えがち。

★売れない問題（理由）は、買わない問題（理由）！

人が何かを買わない理由は様々ですが、、その商品に市場性や実績が十分ある場合は、理由はシンプルに、、

①商品を知らないから・存在に気づいていないから、②商品の価値・魅力が分からないから（伝わっていないから）、③その商品のことを忘れてしまったから（以前は購入したり、興味があったが）。

これらは、店頭での顧客とのコミュニケーションの有無や、顧客が消費行動のステップを踏みやすくしてあるかどうか、、にも大きく影響されます。

　

令和５年２月６日（第１１０１号）