こんにちは、天野です。令和５年も１２日、これから大寒に向け気温の変化が激しそうです。

正月休み、その後の３連休で、体重が増えてしまいました（汗）。体重増加・むくみの原因である「食べ過ぎ」「塩分」と「アルコール」の過剰摂取、「運動不足」の解消には、節制に加え、【水分を１日１，５ℓ、こまめに飲む】【湯船にゆっくり浸かる（水圧によるマッサージ効果）】のも有効とのこと。

さて、今朝の日経新聞によりますと、国内の自転車市場は、コロナ禍での密を避けられて運動不足も解消される手段として需要が急増した反動が出ている。

但し、１０年前は薄利多売が主流だった自転車業界の考え方が変わってきた（今の消費者は、買い替えを控えて、長く使える高機能商品を買う傾向にある）。

また、この１０年間で国内では電動アシスト自転車のシェアが徐々に高まり、ほぼ１割に。結果として、平均購入単価が１０年前より２万円ほど上昇している。

■今日のテーマは『自店の、生涯顧客価値を考える！』

上記に続きますが、こうした消費マインドに対して【消費者・地域住民の選択肢に入っておくこと】がますます重要になってきました。そして、一人一人のお客さんが一生の間に自社・自店で使っていただく【生涯顧客価値】を考えることも。

生涯顧客価値（ライフタイムバリュー）は、「生涯顧客価値＝平均顧客単価　×　平均利用頻度　×　収益率　×　継続期間」で表わされますが、、この顧客単価や平均利用頻度は、業種によってほぼ決まってきます。

★例えば、昔ながらの喫茶店でコーヒーチケットで、週４日通うと、生涯顧客価値は、３００円×年１５６回×２０年＝約１００万円×収益率。

★近くの日替わりランチの店では、８００円×週２日（年１０４回）×２５年＝約２００万円！×収益率。

★逆に、人気のラーメン店では、１，０００円×年２４回×２０年＝４８万円×収益率。

★女性が利用する美容院では、年６回×１２，０００円×３０年＝約２００万円×収益率。

こう見ますと、美容院は単価が高いのである程度予想出来ましたが、一回当たりの単価が低い喫茶店も長く利用してもらうと大きな金額になります。また、なじみのランチ店の方が、たまに行く人気のラーメン店よりも何倍も払っている。

調剤薬局の場合はどうでしょうか？...月１回利用の患者さんの生涯顧客価値はどれほどでしょうか？。処方箋患者さんのうちの１０％の方が、物販を購入される様になったらどうでしょうか？

　

令和５年１月１２日（第１０９４号）