こんにちは、天野です。明日から全国的な寒波で凄い冷え込みになりそうですね。

NHK大河ドラマ「どうする家康」をご覧になっていますか？...ここ愛知県の岡崎市はじめ多くの地域が出てきますが、第２話で登場した大樹寺（松平家・徳川将軍家の菩提寺）に加え、私がおススメしたいのは松平氏発祥の地・松平郷。豊田市東部の山村ですが、松平東照宮～高月院にかけて遊歩道が整備されています。

さて、ご存知の様に、２６日に電子処方箋の運用が始まりますが、、取り扱いに必要な資格（発行や閲覧に必要なHPKIカード）を取得した医師と薬剤師は１割程度のみにとどまるとのこと。

◆資格取得に関する政府の姿勢があいまいであることや、費用や手間がかかること、薬局の７割が経営規模が小さい個人薬局である事情も。

◆医療のネット完結に向けては、壁と不安感がありますが、、ドラッグストア大手各社は、将来の電子処方箋の本格運用による処方箋のネット移行にも対応できるよう整備を進めている。

■今日のテーマは、『消費者の行動特性、イノベーター理論！』

上記に続きますが、電子処方箋で薬局側が懸念し、注視するのが、個人消費に浸透しているアマゾンをはじめとする巨大プラットフォーマーの存在（強力な囲い込み攻勢）。

だからこそ、ここで改めて考えたいのは、【実店舗の価値と、強み作り】。

改めて、【消費者の行動特性】に注目してみますと、、

★一般的に、若年層ほど色々なお店に行きたい傾向が強く、年齢を重ねるごとにいつも行くお店を選ぶ傾向が強まる。

★新しい商品・サービスの普及率を表したイノベーター理論によると、、①新商品に関心が高く真っ先に購入するグループ（約１５％）、②他の人（知人）が買っていて良さそうなら購入するグループ（約３０％）、③世の中に普及したら購入するグループ（約３０％）、④新しいものは買わない・関心を示さないグループ（２５％程度）。

こうした数字からも、【店頭でのキッカケ作りの大切さ】がよく分かりますね！...目の前の調剤待ちの患者さんが関心を示し、消費行動が取りやすい【目立つ山積み陳列】【２ヶ所・受付横陳列】、そして【声掛け・ワンポイントアドバイス】をしていきましょう！

　

令和５年１月２３日（第１０９７号）