こんにちは、天野です。大寒(1月20日)に向かい気温が下がってきていますね。
昨日の「日曜日の初耳学」の林修さんの対談相手は脚本家・三谷幸喜さん。「鎌倉殿の13人で主人公を北条義時にした理由」「脚本の組み立て方」の独自のルールは、とても興味深かったです^^
さて、調査会社インテージの「2022年に売上を伸ばした日用消費財(食品、雑貨、化粧品、医薬品など)ランキング調査」によりますと、、
◆販売金額の伸び率がダントツで高かったのが検査薬で2021年の2,7倍(抗原検査キットの販売増が牽引)。
◆2位がオートミール。行動制限の解除により、酔い止め薬が3位(46%増)、口紅が4位に。
◆コロナ関連医薬品では、口腔用薬(噴霧液剤、トローチ)が36%増で5位。鎮咳去痰薬(のどの痛み、咳)が23%増で8位。昨年低迷した総合感冒薬は13%増で13位だった。
■今日のテーマは、『自店の、生涯顧客価値を考える!②』
前回に続きますが、、【生涯顧客価値(ライフタイムバリュー)=平均顧客単価 × 利用頻度 × 継続期間 × 収益率】。そして顧客単価や利用頻度は業種によってほぼ決まってきます。...具体的には、喫茶店・日替わりランチ店・人気のラーメン店・美容院の例をあげました。
もう一つ、注目したいのは顧客の年齢層。一般的に、若年層ほど色々なお店に行きたい傾向が強く、年齢を重ねるごとに同じお店に行く傾向が強まります。
★若年層は、色々なお店に行き、試しますが、検索やSNS、クチコミ(ママ友など)の影響が強い。
★また、ミドル層(特に女性)は、友人繋がりでお店情報を交換し、人気商品をプレゼントし合ったりするため、まとめ買いも多い。...男性にはない消費行動パターン!
★高齢者は、同じお店に行く傾向が強いが、来店間隔が空いたり、購入するモノが固定しがちになるので、、「①そこへ行くのが楽しい様にする」「②その人のことを気にした会話をする」「③消費を刺激する様な季節に応じた売場を作る」。
自店(調剤薬局)に平均月一回来る患者さんの【生涯顧客価値】を上げるには、どうしたらいいでしょうか?、処方箋患者さんの10%ぐらいの方に物販を購入してもらうにはどうしたらいいでしょうか?
令和5年1月16日(第1095号)