こんにちは、天野です。令和4年の師走も折り返しになりましたね。一気に冷え込んで冬本番の寒さになっていますのでご自愛ください。
さて、毎週土曜日夜は、現代版"水戸黄門"で、色々な問題を痛快に解決する大地真央主演の「最高のオバハン、中島ハルコ(岐阜・飛騨編)」を楽しみましたが、その第5話の老舗酒蔵の撮影に、家内の親戚筋・奥飛騨酒造(岐阜県下呂市金山町)が使われました^^
日本国内の酒蔵の数は1550件とこの20年で3割減少。高齢化や若者の酒離れで、パック酒をスーパーなどで大量生産・大量販売する形が限界となり市場は右肩下がりに。
そんな厳しい環境変化にあって、価格競争が激しい安酒の販売から手を引き、高品質な純米酒の製造販売に転換したりした酒蔵は、再成長の曲線を描いています。
奥飛騨酒造においても、清らかな伏流水と岐阜県産酒造米・ひだほまれから丹念に作られた「初緑」「奥飛騨」は、本当におススメ・人気で、品薄品もあります。
■今日のテーマは、『足を止める⇒関心を示す⇒手に取る・聞く!』
上記に続きますが、そうやって頑張っている酒蔵は、販路を見直し、顧客にその酒の良さ・魅力をしっかり伝えてくれる酒屋を厳選したりしています。
モノが売れない時代と言われる一方で、お客さんの顔を見て商売し、しっかりと商品価値を伝えている店舗がきっちり堅実に売上を上げている構図が見えますね。
【消費決定の8割は店頭でなされる!】、そして、【人は感情で行動する!】と言われます。
以前より小阪裕司先生は、お客さんの消費行動を分解して、、
【目立つ陳列・POPに気づく⇒足を止める・関心を示す⇒手に取る・店員さんに聞く⇒試す・購入する】の4ステップを、お客さんが取りやすい様にすることの大切さを説いています。
調剤待ちの患者さんに、消費の最初のステップを踏んでいただくためにも、目立つ【山積み展開】【二ヶ所・投薬口陳列】、それを補足する【キャッチコピー・POP】はしっかりとしておきたいですね。お客さんに喜んで、会話を楽しんで、消費行動を取ってもらえる販促・仕掛けをしていきましょう!
令和4年12月15日(第1087号)