こんにちは、令和4年も色々なことがありましたが、師走に入りました。11月は季節外れの暖かい日が続きましたが、一気に気温が下がり冷え込んできましたね(一気に冬本番の寒さに!)。
書籍・雑誌の総販売額は1996年のピークから減少が続き、半分以下に。全国の書店数はこの10年で4600店減少し、1万2340店に。
特に、地域に根差した小さい「町の本屋」さんが駅前や商店街から消えてしまっています。
店主の年齢の問題もありますが、ネット書店の影響もあり、従来の一般的な本・雑誌販売だけの待ちのビジネスモデルではきつい。
書店に限らず、どの業種にも言えますが、高齢化・人口減少で事業環境が大きく変わる中で、今までのビジネスモデルに100%依存していて大丈夫なのか...。
■今日のテーマは、『見込みのある商品を、数倍売れる様にする!』
一気に冷え込んできましたが、【季節変わりは、物販を伸ばすチャンス!】。
棚に置いてあって月に2~3個しか売れていない商品を、どうしたら10個20個売れる様にできるのか?
人は関心のあるものしか目に入りません!⇒逆に言えば、気づいて関心を持ったら、目にドンドン入ってくる!
例えば、私の長女が子供が生まれたので、便利なスライドドア車のシエンタを購入したのですが、それ以来、街中でシエンタをよく見かける様になりました。⇒即ち、今までは気にしていなかったのが、頭にインプットされたので目につく様になった。
調剤薬局店頭では、季節変わりにどんな陳列をすると「目立つでしょうか?」「手に取ってくれるでしょうか?」。POPでどんな発信をすると「気にしてもらえるでしょうか?」
季節変わりに、棚や什器の中に数個置いてあっただけの【薬用入浴剤オンセンス】【しょうが湯】を6~10個【山積み陳列】した薬局様・調剤薬局様では、早々に同程度の追加が来ていますし、まとめ買いも起こっています。
急に冷え込んできた師走に、お客さん・患者さんが気になるものをしっかり山積み展開していきましょう!
令和4年12月1日(第1083号)